鞍馬寺
貴船神社からの続きです。「貴船口」まで戻り叡山電車で枕草子に登場し、牛若丸とのゆかりも深い「鞍馬」へ。天狗がお出迎えです。仁王門です。本殿へと向う参道は、清少納言も「近くて遠きもの」の中に「くらまの九十九折(つづらおり)といふ道」と記されくねくねとした山道をひたすら登りますが、ちょっとしんどいです。歩いて山を登れば由岐神社を通り、ケーブルカーを利用すれば多宝塔(約200M)まで行け本殿まで450Mほどのところまで連れってくれます。ずっと歩き通しだったので、ケーブルカーで一休み。。。多宝塔たくさんある石段を登ります。本殿を守るのは、阿吽の寅。 本殿金堂です。そして、その前に広がる本殿前の金剛床。中心には六芒星。さらに、その前には翔雲臺。鞍馬は、平安京の北方向を守護の浄域です。「本尊ここに降臨ありて、はるか平安京をみそなわし給う」-平安京の擁護授福のため本尊が降臨した場所とされています。中央にある板石は本殿金堂の後方より出土した経塚の蓋石で板石の下から発掘された経塚遺物二百余点は、国宝に指定されています。このあたり一体は、天から強いパワーが降り注いでいるように感じ何とも言いがたいような、圧倒的な迫力があります。本殿の左側には、奥の院の遥拝所。左に見える石段は、魔王殿(奥の院)、このブログの貴船神社で紹介した鞍馬寺西門へ出る事ができ貴船神社まで続きます。エネルギー充電を完了し、すっきりした気分で、由岐神社に向かいます。