出雲大社 平成の大遷宮 直会
神事が終了し感動の中、もう一度受け付けに戻ると「直会」(なおらい)をいただけました。なおらいとは、神さまにお供えしたお下がりをいただき共食をする事により神さまと一体になり、お力を分けてもう、縁を強くするなどとても有り難いものです。ご祭神さまは、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。出雲大社では神在月(旧暦10月)ともなると、全国各地から八百万の神々が集まり「縁結び」神議が行われるされています。この縁結びは、男女の中から、人間が立派に生長するように、社会が明るく楽しいものであるように、すべてのものが幸福であるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれることです。なんとも、有り難いお話です。このなおらいの紙袋、けっこ重い。。。何が入っているのか覗いてみると・・・わ~ いっぱい何か入っています。お饅頭、お赤飯、お箸、お神酒御幣、ご本殿大屋根檜皮古材お饅頭は、3色。美保岐餅とあります。白玉 白髪になるほどに長寿でありますように赤玉 顔色の血色もよくいつまでも壮健でありますよに青玉 瑞々しく若返り若返りヨミガエリますようにとの事。とても熱い日でしたので、日持ちがちょっと心配。早速食して、ご縁を結びます。お赤飯は、真空パックのようです。よかった。。。お箸は2本あり、ご本殿大屋根檜皮で奉製されているそうです。シックな茶色でかっこいいです。こんなにたくさん、とても嬉しいのですが、なんだか申し訳ない気持ちになります。このうちのいつくかは、ご縁あるところへ旅立っていきました。きっと、さまざまなご縁を繋いでくれると思います。