榛名神社 4
新橋を渡り、左側を見上げると岩にはめ込まれた扉が見えます。東面堂という建物の名残との事で、須弥壇(しゅみだん)の奥に秘仏の千手観音を安置しており、ここは、上野34所の21番札所だったとのことです。そばには、弁財天。石段の手前には、萬年泉。その昔、日照りの時、この井戸の水を竹筒に入れ、ご祈祷されれた水を畑にまけば霊験ありとされていました。石段を登ると、御水屋。右側は、瓶子の滝(みすずのたき)。両脇の岩を瓶子岩と呼んでいたことから、この名が付いたそう。瓶子とは、神酒を入れる器のこと。御水屋と瓶子の滝は、共に境内の湧き水。左側には、矢立杉。武田信玄が箕輪城攻略の際、矢を立て戦捷祈願をしたとされる巨木。この石段を上ると本殿はもう直ぐ。この続きは、また次回に。