小網神社
東京日本橋のオフィスビルが立ち並ぶ一角にひっそりと佇む小網神社。室町時代中期に稲荷社として建てられた起源を持つこの古社は、数々の奇跡的な出来事から、「強運厄除の神さま」として多くの方の崇敬を集めています。伝統的な神社建築の社殿に、五角形の形をした特殊な形が印象的です。その1大正時代の関東大震災では、旧社殿は倒壊。宮司の稲荷大神、弁財天などのご神体を懐に抱え、新大橋へ逃げ、ご神体を伏して拝みご加護を願ったところたくさんの方が水辺に逃げる中、混乱も起きず橋も落ちることなく助かったとのこと。その2明治神宮の宮大工頭 内藤駒三郎により再建。昭和20年の東京大空襲では、日本橋界隈の建物は壊滅的な被害を受ける中、社殿を含む境内の建物は、戦火を免れる。その3戦争の最中、戦地へ赴くこととなり、出征報告祭に参列しお札をいただいた兵士の全員が無事生還。ご祭神・倉敷魂神(うがのみたまのかみ・・・お稲荷大神・市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)・・・弁財神・福禄寿(ふくろくじゅ)社殿には、昇り龍、降り龍、獅子、鳳凰などの見事な彫り物があります。まさしく強運厄徐。パワーがとても強く、オーブもたくさん飛んでいます。。。銭洗い弁天境内にある「銭洗いの井」。手持ちのお金をザルに入れ、井に浸して清め、財布の中へ入れておくと、種銭となり、新たなお金を呼び込んでくれるのだそう。福禄寿小網神社は、日本橋七福神の一つにもなっています。福禄寿は、良い子に恵まれる(福)、財運を得る(禄)、健康長寿(寿)の3徳を授けてくださる神さまです。まゆ玉おみくじ本物のまゆ玉の中におみくじが入っています。なぜまゆ???と思ったら、まゆは一本の糸で紡がれており、当神社の神様との御縁が一本の糸のように細く長く結ばれますようにとのことだそう。細くとも長く結ばれていたい神社です。。。