地震の時は猫を揺さぶれ
今週の始め関西地方を大きな地震が襲いました神戸は震度4もっと大きく感じられましたがおかげ様で特にこれといった被害はありませんでしたところでかねてから、地震の時に猫が動揺する場合飼い主が猫に揺さぶりをかけてやると飼い主のせいで揺れていると思って安心する、という訓示が出回っていましたよね今回の我が家の場合どうだったのでしょうか地震が発生した時うらねこはベッドの中でまどろんでおりましたが飛び起きて身を守る行動に移ろうとベッドを出るもその場を動けず視界の端に猫らが入るも「東南海かもしれない」「うちのマンションは古い」という不安や緊張と台所で何かが落ちて割れる音などの混乱の中でとてもじゃないけど猫をひっ捕まえて揺さぶりをかける余裕などなかったのでございます揺れがおさまって居間に行ってテレビをつけた後さて猫らはどうしているのか見るとうらんたんは飼い主についてきて少しの間不安そうにしていましたがすぐに元に戻りましたさすが年の功!他の2匹はというと想像通りベッドの下この後奥にすっこんでしばらく出てきませんでしたが(特にモリナガ君は奥の奥の人が見えないとこに潜り込んでしまった)10分ほどしてデイジー嬢が顔を出し行きつ戻りつようやく出てきましてねと言っても、まだまだ不安で挙動不審だったので捕まえて揺さぶりをかけてやると(遅すぎ)「何してんの?」という顔をするも一応の落ち着きを取り戻したよう(に見えた)でした他方モリナガ君はというと地震から3時間近くたってようやく恐る恐る顔を出しへっぴり腰でビクビクしながらこちらにやってくるもまたベッドに逃げ帰ったり不安そうにピアノを後ろをのぞき込むあら、ずいぶんピアノが動いてたのね右往左往しながらも4時間後には何とか落ち着きを取り戻したのでしたといっても人間の動きや物音にビビってベッド下に逃げ込む行動はしばらく続きましたねえまあ無理もないか見かけによらず元々ビビりな上にまったく体験したことのない大きな揺れベッド脇に立てかけてあった長い板は倒れそうになるし携帯の地震警報は鳴り響くし砂糖壺が落ちて割れる音なんかもして怖かったんだよねえ一応モリナガ君も揺さぶってみたけど迷惑そうな顔をされただけでした(^^;ところでそんな状態なのに翌日には法事のため1泊で帰郷せねばならず置いて行くのは心配でしたねえ留守の間に大きな余震でも来たら、命にかかわる事態にもなりかねないしさぞかし不安だっただろうなあ翌日帰宅した時もモリナガ君はしばらくベッドの下から出てきませんでしたその翌日には思いっきりベッタリすりすり甘えん坊状態でしたけどねやっぱり怖かったのと寂しかったのから解放されて安心したのかな結論からいうと震度4以上の時はとてもじゃないけど猫をとっ捕まえて揺さぶっている余裕などない、ということでした被害に遭われたみなさま、お見舞い申し上げますツレは通勤難民だった