カテゴリ:★旅
グリッツァーナでの夢のような2日のあと、サンジミニャーノに向かいました。
電車でまずはフィレンツェに出て、そこからバスに乗ります。 しかーし! 乗り換え駅のプラートからフィレンツェ行きの電車がない! イタリアで良くあるストのようです。 これはまずいと察し、急きょバスに乗り、フィレンツェへ。 足止めを食った客でバスは満員。 1時間くらい暑い中ずっと立っていて気分が悪くなる寸前でした。 そんなバスの中でもイタリア人は陽気です。 誰かが歌いだすと、みんなで大合唱。 バス中盛り上がっていました。(思わず録画しました!) フィレンツェには予定より遅れて着いたのでサンジミニャーノ行きのバスももう既に出た後でした。 チケット売り場では「次のバスは明日」と言われ焦ったのですが 食い下がり(あきらめないことが大事!)当日中にバスが出ることがわかりました。 危うく夢と化すところだったサンジミニャーノ泊。 よかった、叶って! 中世のままの街。 塔の街として有名です。塀の中の細い迷路のような路をぐるぐるとさまよいました。 朝の街、ほとんど人がいません。 会ったのは街の人とカメラマンのグループくらい。 泊ってみるとその街の朝の顔を見ることができます。 洗濯もの。生活感がいいな。 早朝の丘の上からまだ薄暗いトスカーナ地方独特の景色。 B&Bでは窓から街が見下ろせる部屋にステイ。 B&Bの前の家に住んでいるジョン。ジョギング中に会いました。 「2:30にMuseoでトスカーナの言葉でダンテのコメディー、見にくるかい?」 (彼はイタリア語、私は英語で、やっと何とか通じた内容) ヨーロッパのいろいろな都市のフェスティバルで「ダンテの神曲」を演じるのだそうです。 年季が入っていました。 バスの時間ギリギリまで観て、街を囲む塀の外にあるバス停へ。 「バス停、ここでいいのかしら?」と話しかけたのがオーストラリア人のアート学生でした。 British Institute のアートコース@フィレンツェに短期留学中。 フィエンツェでアートを学ぶなんて、なんて素敵なんでしょう! イギリスのプリンセスKateも学んだCharles H. Cecilのコースだそうです。 今回の旅ではアーティストにたくさん会いました。 アーティストに共通するのは「世俗とお金に関心がない」。 フィレンツェに来て2週間になる彼はまだフィレンツェ観光を全くしていない。 B&Bで知り合ったアメリカ人もそうでした。 でももうあした帰る私はドォーモに登らないと。 「ドォーモで会うかもね。」と別れました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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