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カテゴリ:東日本大震災
おひとりでやる床屋さんです。
元の場所に小さなお店を建てました。 保健所の許可が下り次第、始めるられるそうです。 店も何も全て流された ご長男を亡くされた ご主人を介護されている 彼女は、67歳 それを乗り超え一歩踏み出すことのできるエネルギー ってすごい それだけではありません、 彼女と電話で話をするといつもエネルギーを感じていました。 彼女とは5月からの縁でした。 過去のブログからの抜粋です。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::: 5月24日 それは食品売り場を歩いていたときでした。 物資が届いたお礼の電話をいただいたのです。 「ありがたくって、ありがたくって」 「愛知県みたいな遠いところの人が、心配してくれてるのがありがたくって・・・」 わたしはスーパーの店内にいることも気にならず思いっきり大きな声で、 K江さんもとっても大きな声でお互いにありがとうを言い合った。 なんでしょう、思いが届くこの気持は。 今までこの活動をして、はっきり言っていろんなことを言われる方がいた。 いいことばかりではなく心に刺さる一言、 あえていうことないじゃないか がんばっているねとそっとしておいてくれればいいじゃないかと こぶしを握ったことが幾度とあった。 その刺さった言葉の全部に染み入るような解けていくような これからどんなことを言われてもがんばれるかなという大きなエネルギーをいただいた。 彼女のエネルギーはどこから来るのだろうと思った。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::: 5月24日 ガーデニング教室の生徒のIさんが3月の教室のときに言われた。 流れるニュースを見ながら、毎日襟巻きを編んでいる。 画面の向こうのあの方に、避難所生活は寒いだろうと、涙するあの方をなぐさめたくて もらっていただきたいと思いながら、編んだと。 でもどうしたらいいのかわからない。 そう言っていたのを、つい最近思い出した。 K江さんのことを話してみた。 よかったら、いつも送る荷物の中に入れてみないかと。 思いを彼女に手紙に書いてみないかと。 それは日曜日の荷物の中に入れる事ができた。 そして昨日K江さんからお電話があった。 「あったかくってさ ありがたくってさ」 Iさんの思いを伝えながら、電話のむこうとこっちで大きい声で泣いた。 電話を後Iさんに連絡 「こんなことで喜んでいただけるなんて」と またもや両方の電話で泣いた。 Iさんは今後もK江さんにお便りしたいという そういうことでいいのじゃないだろうか? たいしたことができなくても 平等じゃなくても 誰かがだれかの気持を思いやり 動く。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::: 7月31日 わたしのいきつけの美容院へアックス。 おっちゃん兄弟がやっています。 珍しく熟睡していなく、(寝てる時、時々頭を持ち上げられている) 陸前高田市の小友町の床屋さん、お店も流れ、ご長男を亡くし、 旦那さんを介護しながら暮らしている話をすると、 バリカン、ドライヤー、くし、鋏、ケープ、 「店がなくっても技術があるから道具があればやれる」と そのまま紙袋に入れてくれたのです。 こういうとき!人間ってやっぱりいい!って思うのです。 にほんブログ村に参加しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.05 11:16:42
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