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アラカン対策~京の夢大阪の夢

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2007.01.28
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いじめで酷い目にあっている子中学2年生
不登校
「大丈夫?今の気持ちを聞かせてほしいの」
しかしその中学生は晴れやかに澄んだ声で
「別に、、、」

留年寸前不登校児高校1年生
「あなたの出席日数でこのまま行くと、留年しちゃうの、どうする、」
しかしその高校生は柔和な顔で澄んだ声で
「びみょう、、」

『別に』『微妙、、』あと、「普通」あるそうだ

思春期
壁をつくり大人から自分を守る時代
心配してのこちらの問いかけに、いぶかしげに或いは感じ悪く応対するものであ

しかしそうではない。
悪意を感じられない

今時子供は喜怒哀楽を出さない傾向があるようだ。

いやな目にあったり、されたりすると

例えば足を踏まれた、
「いたたた、、」
ちょっと悲しく、なんでぇ~

いやなこと
→哀

そして、まだ踏まれていたとしたら
(解消されないと)
→怒

「あの!私の足踏んでるんですけど!!」

「悲しくなっちゃう」弱い感情から
「怒る」強いネガティブな感情し変わっていくのが順序

怒りとは
自分を守るための感情でもあるのだ

しかし今時
文句いったら、ブスッと刺されるかもしれない
そこで怒りを抑圧
「私が、ここにいたからいけないんだ、私がわるいんだ、、」

この状態が続くと鬱になる。

怒りと哀は表裏一体なのである。


そして今時子供は、
哀→怒
になりそうなとき
なにか操作をするのではないか?
感情に蓋をしてしまうのでは
正しい感情移動手順を踏もうとされるとき
弱みを言ったら余計いじめられる等の理由で
不自然にコントロールしているのではないだろうか。
しかし、やはりそれは不自然であるので

「微妙」「別に」となにか
もやもやしているのではないか。
もやもや→いらいら→引きこもり→自傷行為、、
自傷行為、、ダイレクトに自殺に繋がる

なんか、自分がこれでいいのかな
なんか自分の確認がほしい

自然な感情プロセスを飛ばして
葛藤を持たない、
葛藤を持たないと
成長がない、乗り越えられない。
(子どもが小さすぎると葛藤を持つCAPAは持っていない)

ちょっと自分の本質を見る
どういう気持ちか言語化する
自分の気持ちに名前うつける
自分の気持ちに
正面から向き合い分析して
言語にすることで
はじめて人に言うことができる。

親(おとな)は、それを引き出す手伝い
を、してあげる。

共感して支えてくれたら
救われる。
「とにかく聞いてもらいたい。」
という感情は、大人でもしばしば持つものである。

まず、共感してあげる。
それが即解決になるのではないが
それができなければ
問題解決に向けてのスタートさえできないのである。










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Last updated  2007.01.28 07:55:31
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