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カテゴリ:ショップ運営のこと
失敗談です。
布の販売でなぜ失敗したのかその理由を考えて、ターゲットユーザーを見誤っていたというのも一つあるのかな、と思います。 ちなみに、現在、ターゲットユーザーは‥‥深く考えていない部分がありますが。 それでも、ある程度きちんとしたターゲットユーザーはイメージして制作しています。 1.ターゲットユーザーとは ターゲットユーザー。 いわばお客様はどんな人なのか? という事。 20代なのか30代なのか‥‥ 女なのか男なのか‥‥ と、具体的に絞っていく作業です。 極端な話、30代男性をターゲットに商品展開しようと考えているのに花柄の小物は無いですよね。 ターゲットを決める事でどんな作品が好まれるか、絞って制作することが出来ますしそういうお客様がショップに来る事になります。 2.なぜ私は布で失敗したのか。 ターゲットユーザーを決めていなったわけではありません。 ちゃんと決めていました。 はい。 10代~20代の女性がターゲットでした。 が。 ここでお気づきの方はいるでしょう。 ハンドメイドの市場ってだいたい20代くらいから利用する印象があります。 幼児などの子供用品を展開する場合、ハンドメイド好きのお母さんがターゲットになるのでしょうけれど、10代~って自分の意思もハッキリするしハンドメイドをわざわざ購入するユーザーではない。 ここのミスマッチが失敗の原因だと思います。 実際、コロナが流行り始めた初期にマスクケースを販売していたのですが、利用客が10代前半の塾通いのお子様用って事でターゲットとしてドンピシャになりかなりの売上になりました(買い手は母親だと思います)。 ハンドメイド市場ってお洒落な大人柄ってあふれているのですが、意外と可愛い系の柄って扱っている作家さんが少なかった印象があります。 だから、そこって穴場でないかと思って設定したのですが、そもそもユーザーがいないから扱う作家さんが少なかったんですね。 そして、結局、マスクケースは他の作家さんがこの柄が売れる!! と真似されていきお客様の取り合いで売上は減少しましたが。 ターゲットユーザーがきちんとはまると売れるんだなぁって思った経験です。 つまり、ターゲットユーザーを決める時に大切な事はハンドメイド市場のお客様の中で‥‥という条件は必要だと言うことです。 しっかり決めていたとしても、そこを見誤るとほとんど売れないという現実が待っています。 3.ターゲットユーザーの決め方について ちなみに、おもしろいターゲットユーザーの決め方をしてる作家さんが居たのでご紹介したいと思います。 その方はアクセサリー作家さんだったのですが、イメージしている女性像をしっかり決めてその子に似合うかどうかで作品を作ると言ってらっしゃいました。 例えば、「ボーイッシュな20代後半のキャリアーウーマン」というターゲットユーザーをイメージして作品作りする事で作品の統一感も出てきますし、そういったお客様が買いにくる事になります。 こういう風にターゲットユーザーを「キャラクター設定」として念入りの作り込む事ってアクセサリーや小物を販売する場合は大切だなぁって思います。 4.ターゲットユーザーが重要な理由 まぁ、闇雲に作っても売れない、統一性のないショップになるという事です。 また、しっかりとターゲットユーザーを設定する事によってどんな作品を作れば売れるのかイメージする事が可能になります。 イメージしたユーザーにマッチングすれば売れるようになるという点です。 そして、イメージしたユーザーがハンドメイド市場のユーザーとミスマッチしていないかという点も重要なポイントですね。 今は、布分野からは撤退していますが、上記の事を意識して販売していくと少しずつですが確実に売れるようになりました。 やはりターゲットユーザーは重要なんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.08 17:25:46
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