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ハンドメイド作家のヒトリゴト

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2021.10.04
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ハンドメイドを販売して毎度悩むのが、「価格をどうするか」という点。
以前、やたら手がかかる作品を安い価格帯にしてこんなに手間暇かかるのにこの価格にして失敗したーッという事もあります。
再販の時に100円値上げをしたのですが、それでも安いくらい。
もう少し値上げしたいのですが、なかなか価格をあげる勇気がありません。
一時はこの価格だわ。
とほほっ

と、いう事で価格について考える事。

まず、すべては自己責任だという点。
安くして薄利多売でも良いという人もいれば利益重視という人もいるでしょう。
値段設定は出品者の自由です。
とはいえ、安けりゃ売れるというわけでもないですし、高いと売れないという事もあります。
「適正価格」で売るのが一番だとは思うのですが、色々な作家さんが多い市場でだいたいの適正価格がなんとなく分かる分野ならばともかく、価格もピンキリの場合だと結局「『適正価格』って?」ってなります。

じゃぁ、どうやって価格を決めるのか。
これからハンドメイドの販売を始めようと思っている方に、少しでも参考になればと思って書き残します。

まず.基本は赤字にならないようにつける

計算式としては、
利益=販売価格-(原材料+梱包費用+販売費用)

大雑把にこんな感じかな?
ちなみに、ハンドメイドに費やした時間を入れたら基本的に利益ってないに等しいのでそこは頭の片隅においていて良いのかも?
作った時間分を価格に載せたら誰も買ってくれない価格になる事なんてざらです。

あと、注意したいのはネット販売する場合にかかる諸費用は念頭に置いていた方が良いです。特に忘れてはいけないのは入金手数料。
ミンネだと220円かかります。1000円しか売り上げがなかった場合、この時点ですでに手元に残るのが780円です。さらに一律で10.56%販売手数料(156円)が引かれますので実際に手元に入るお金は624円になります。

販売にかかる諸費用って馬鹿にできません。

改めて数字にしたら、けっこうとられているなぁっ。
本当、1000円ちょっとしか売り上げがなかった月とかは次の月に繰り越してくれーーっ(泣)って時、あります。
だから、この必要経費を含めた価格で考える必要があります。

材料費に関しては失敗した分を上乗せするのが基本です。
例えば1000円の素材に対して10個作れる作品だとして、まったく失敗しなければ良いのですが作っていけば一つ、二つ失敗作も出てきます。
また、売れ残る事も念頭に置いて計算すると良いです。
つまり10点分作れる材料としても3点分くらいは差し引いた個数で1点いくらかかるかを計算します。

ちなみに梱包代は、茶封筒または段ボール1点の価格とかだいたい大雑把に計算します。


次に.再販する時に「この利益で再び作りたいか」という事。

赤字にならないように、と気をつけても悩むのが価格です。
結局売れ残ったら赤字ですし。
だいたいどれくらいの価格で売れているか調べてもピンキリだし‥‥
さて、どうしよう?
と迷っていた頃に友達の作家さんから面白い付け方を教えていただきました。
それが、

「その価格でまた作りたいかどうか」

という事です。
あまり安いと利益率も低くこの労力でこれだけ‥‥とメンタルやられますよね。
最初は良いかもしれませんが注文が多くなるとだんだん嫌になる要素になるかもしれません。
だから、「この価格で自分はまた作りたいと思えるか」といったん考えて価格を決める事にしました。
こうする事で最低限安くしすぎた!! という事はなくなりましたし再販はちょっと‥‥と思うような事はなくなりました。
自分はこんだけ手間がかかるのだから、この価格じゃないとやってけないというのが私の価格の決め方です。


最後に、安い価格で勝負しないという事

安ければ買ってもらえるかというと、ハンドメイドの場合はそうでない。
安ければ安いだけの理由がある。
逆にお客様から警戒される可能性もあります。
また、安くすることによって価格競争に巻き込まれる事もありますし、いざ高くしたい時に安く販売する作家さんというイメージがお客様についている場合はなかなか難しくなります。
だからこそ、「自分はこの価格で勝負する」という点は重要だと思います。

結局は、自分が納得する価格を納得して買ってくれるお客様がファンになってくれる方が後々まで続ける事ができるものです。


と、こんな感じで私は価格設定を行っています。
ただ、やっぱし売れ残りとかは出てくるので、そこの課題はまだまだあります。

価格付けはハンドメイド販売をする上で永遠の課題ですね。





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最終更新日  2021.10.04 18:11:52
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