日テレのネット番組、短編映画50本配信・ニュース映像検索
日本テレビ放送網は二十九日、十月に開始するインターネットでの番組配信事業「第2日本テレビ」の追加サービスを発表した。カンヌ国際映画祭などで受賞した短編映画を五十本以上用意するほか、スタジオジブリが選んだ世界の短編アニメーションを配信する。動画ニュースの配信も検討する。 過去のニュース映像を利用者が検索できる「タイムマシーン屋」や、地上波と連動した番組、視聴者との双方向で情報交換する番組なども手がける計画だ。 ニュース配信では読売新聞と協力するため、氏家斉一郎取締役会議長と読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長を中心に協議しているという。小泉純一郎首相の会見を最初から最後まで流す「ノーカット小泉」(仮称)などを配信する予定。 映像は利用者側のデジタル機器にデータを保存できないストリーミング方式で番組を配信、利用者はパソコン画面で視聴する。料金は原則有料だが、番組によっては広告を挟み込んで無料にする可能性もある。 第2日本テレビの主力サービスでは、過去に地上波で放送したバラエティー、情報番組を一本三―十五分に編集して、会員登録した顧客に一本百円前後で販売する。 ただ、「過去の映像ライブラリーを活用するだけではなく、新しいコンテンツ(情報の内容)も出していきたい」(久保伸太郎社長)としており、今後も新サービスの追加・拡充を検討するという。(2005/08/30,日経産業新聞)「過去の映像ライブラリーを活用するだけではなく、新しいコンテンツ(情報の内容)も出していきたい」という言葉があるが、やはり新しいコンテンツに期待したい。深夜番組が若手制作者の育成の場として、冒険的な番組を制作することで、しばしばゴールデンに昇格する番組が出てきたように、ネットで実験することで、ゴールデンで放送する番組のテストマーケティングができるのではないだろうか?鳴り物入りで始まった番組がコケると局のイメージ・雰囲気も悪くなるので、まずはネットで試してみて視聴者の声を聞き、成功の芽が見えた時点で地上波登場!という流れがリスクも低く、面白いのではないだろうか?最後に、今日の一言□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 第2日本テレビは、実験放送局でいい□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 映像コンテストBlog詳しくはこちら