カテゴリ:読んだ本
影を踏まれた女新装版 白髪鬼新装版 鷲新装版 暑い夏には「怪談」ですね 怪談に関する本も本屋さんにいろいろ並んでいますが、私のおススメはこれです。 岡本綺堂は、「半七捕物帳」を書いた人で、大正から昭和初頭にかけて活躍した 作家です。 最近、光文社文庫から字の大きな新装版が出ているので、手に入りやすいと思います。 舞台となっているのも江戸から大正時代?という感じですが、文章も古臭くないし、 すごく読みやすかったです。 怪談といっても、幽霊だの祟りだのが直接的に出てくるのではなく、また、最終的に 因果がはっきり明かされるのでもなく、不思議な話、奇妙な話として語られているのが、 かえって怖いです。 巻末に故都筑道夫さんの解説が収録されているのも、ファンとしてはうれしいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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