♀オンナ♀ひとりで想うこと

文壇アイドル論


新潟市出身の文芸評論家”斎藤美奈子”さんの本です。

80年代～90年代の「文壇アイドル」８人についての作家論であると同時に、この年代の

時代論にもなっています。

【目次】
　１．文学バブルの風景
　　　村上春樹　　　ゲーム批評にあけくれて
　　　俵万智　　　　歌って踊れるポエム
　　　吉本ばなな　　少女カルチャーの水脈

　２．オンナの時代の選択
　　　林真理子　　　シンデレラガールの憂鬱
　　　上野千鶴子　　バイリンギャルの敵討ち

　３．知と教養のコンビニ化
　　　立花隆　　　　神話に化けたノンフィクション
　　　村上龍　　　　五分後のニュースショー
　　　田中康夫　　　ブランドという名の思想

ね、何だか読んでみたくなりませんか？

ちょっと硬そうにも感じるかもしれませんが、結構面白く、サクサク読めました。

田中康夫さんの「なんとなくクリスタル」読んでみようかなって気になりました。


ちなみにバブル期に有名だったミス・ミナコ・サイトウ（斎藤澪奈子さん）とは

別人です。（知ってますか？叶恭子さんに良く似てます。）

ミス・ミナコ・サイトウは亡くなったんですよね・・・。