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おこう紅絵暦 昨日の『ねこのばば』に続き、江戸時代物つながりです。 「人情捕物帖」というのでしょうか。 北町奉行所筆頭与力の妻にして元柳橋芸者のおこうが、嫁に優しい舅の左門と力をあわせ、 江戸の巷を騒がせる難事件に挑む。 というお話です。 全12編で、一つ一つのお話は短いのでとても読みやすいです。 この本は、『だましゑ歌麿』の姉妹編ということですが、時間からいうと『歌麿』の方が 先の話になるようです。(おこうの結婚前の話) どの作品から読んでも楽しめます、とのことなので薄いこちらから読み始めました。 高橋克彦さんには、やはり絵師や戯作者が活躍する『京伝怪異帖』という本もありますが、 こちらもすごく面白いです。(ちなみに京伝は、山東京伝のことです。) この『おこう紅絵暦』が好きな方には是非おススメします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月02日 15時07分21秒
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