カテゴリ:読んだ本
日暮らし(上) 日暮らし(下) 最近、すっかり江戸モノ、捕り物にハマってます。 この『日暮らし』は、『ぼんくら』の続編で宮部さんお得意の下町時代小説です。 『ぼんくら』は、2年位前に読んだのですが、この間再読したら面白くて、思わず アマゾンのマーケットプレイスで『日暮らし』を買ってしまいました。 『ぼんくら』の下巻が見つからず(上巻を読んで、大体筋は思い出しましたが)、 欲求不満になったせいもあります。 本当のことなんて、どこにあるんだよ? 江戸町民のまっとうな日暮らしを翻弄する、大店の「お家の事情」。 ぼんくら同心・井筒平四郎と、超美形少年・弓之助が、「封印された因縁」を、 いよいよ解きほぐす。 「過去の嘘と隠し事」の目くらましに、迷って悩む平四郎。 夜ごとの悪夢でおねしょをしても、必死に「謎」と向き合う弓之助。 ねえ、叔父上、ここはひとつ、まっさらに戻して考えてみてはいかがでしょう? 帯に「ああ、読み終えるのがもったいない。」とありますが、早く先を知りたいと いう思いと、読み終えるのがもったいないという思いを感じながら読み進めました。 主人公の同心・平四郎をはじめ、甥の弓之助、煮売り屋のお徳、おでこちゃんなど どの登場人物も本当に魅力的な人ばかりです。 『ぼんくら』の続編で、解決編ともいえるお話なので、まだ未読の方は絶対順番を 間違えないようにご注意くださ~い。 これは、シリーズになるのかな? 同じメンバーの活躍がまた読みたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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