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秘密。 作家12人による短編12編(というか24編?)を収めた短編集。 1話は3ページほどなので、あっという間に読めます。 ひとつのストーリーをA面とB面、別の主人公の視点で綴っているところが面白い! 宅急便を配達する側と荷物を受け取る側、バーで出会った女と男・・・など。 どれも本当に短いストーリーだけど、読み終わった後に余韻を残す印象深い話が多い。 私が好きなのは、三浦しをんさんの話(時代劇を撮影中の人気俳優と恋人の美容師)と 北村薫さんの話(先輩に憧れる男子高校生とその先輩の弟)かな。 【目次】 ご不在票―OUT‐SIDE(吉田修一)/彼女の彼の特別な日(森絵都) ニラタマA(佐藤正午)/震度四の秘密―男(有栖川有栖) 電話アーティストの甥(小川洋子)/別荘地の犬 A‐side(篠田節子) ユキ(唯川恵)/黒電話―A(堀江敏幸)/百合子姫(北村薫) ライフ―システムエンジニア編(伊坂幸太郎) お江戸に咲いた灼熱の花(三浦しをん)/監視者私(阿部和重) ご不在票―IN‐SIDE(吉田修一)/彼の彼女の特別な日(森絵都) ニラタマB(佐藤正午)/震度四の秘密―女(有栖川有栖) 電話アーティストの恋人(小川洋子)/別荘地の犬 B‐side(篠田節子) ヒロコ(唯川恵)/黒電話―B(堀江敏幸)/怪奇毒吐き女(北村薫) ライフ―ミッドフィルダー編(伊坂幸太郎) ダーリンは演技派(三浦しをん)/監視者僕(阿部和重) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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