カテゴリ:読んだ本
風が強く吹いている 今年、直木賞を受賞された三浦しをんさんの受賞後第1作。 いろいろな書評等で評判が良かったので、普段は文庫化を待つのですが買ってしまいました。 走れ、「速く」ではなく「強く」。目指すは箱根駅伝。直木賞受賞第一作! 君だったのか、俺が探していたのは。 走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。 二人は無謀にも陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑む。 走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。 新直木賞作家の本領全開、超ストレートな大型青春小説。 実は、三浦しをんさんの本はコレが初めてです。 でも、面白かった~!! 木造2階建て風呂なし、家賃3万円、賄い付きのオンボロアパート「竹青荘」に住む寛政大の 10人が箱根駅伝を目指すという物語。 ほぼ現役といえるのは2人、後は陸上未経験者ばかり(しかも1人は運動苦手の漫画オタク)で 4月から練習を始めて、翌1月の箱根を目指す・・・というのだからちょっと現実離れしていると いえるかもしれないけど、話にグングン引き込まれていきました。 読んだ後にスカッとして、正に青春っ!て感じがします。 走るのなんて何が面白いのか・・・と思っていたけど、何だか気持ち良さそうって思うように なりました。 お正月の箱根駅伝の予習に読んでおくと、一層楽しめるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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