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あかんべえ(上巻) あかんべえ(下巻) 宮部みゆきさんの江戸時代ものです。 読み始めたら面白くて、翌日仕事なのに3時まで夜更かししちゃいました。 「時代物+ホラー+ファンタジー」という感じ。 「ふね屋」には五人の亡者が迷っていた。 あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、按摩のじいさん、 宴席で暴れたおどろ髪の男。 亡者と心を通わせていくうちに、おりんは、ふね屋の怪異が三十年前に ここで起きた忌わしい事件に関っていることに気づく。 幾重もの因縁の糸はほどかれ、亡者は成仏できるだろうか? ファンタジーとミステリと人情味が絶妙に溶け込んだ感動の時代長篇! 人間の恐ろしさを描きながら、読み終わった後は心の中が温かくなるような、 相変わらず宮部さんらしいお話です。 年末といえば、私にとってパトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズなの ですが、今年は新刊が出ないそうなのでちょっと残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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