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クレオパトラの夢 Maze 「MAZE」に続くシリーズ第2弾という「クレオパトラの夢」を読みました。 「MAZE」はだいぶ前に読んだので、ちょっとストーリもあやふやだったけど、主人公を 除いては、全然別の話なので問題なしです。 出版社/著者からの内容紹介 シリーズ第一作『MAZE』で非凡な才能を見せた神原恵弥。 その彼が北国のH市を訪れた。 不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、もう一つ重大な 目的があった。 それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。 人々の思惑や駆け引きが交錯するなか、恵弥は何を知ったのか。 粉雪舞う寒空に広がる、恩田陸の無限のイマジネーション! 解説・三浦しをん。 何といっても、主人公の”神原恵弥(かんばらめぐみ♂)”が魅力的です。 「中肉中背、スッキリと髪を刈り上げ、精悍、端整、酷薄、とでも形容すべき顔」で ありながら、話すのは女言葉。 頭はいいし、仕事は出来るし、腕っ節も強い、というスーパーマンみたいな男です。 ミステリーとしての謎そのものは、結構あっさりとしていますが、北の街を旅する 雰囲気がよく出ていていい感じ。 やはり、冬に読むといいかもしれません。 (そういえば、前作はすごく熱いところの話でしたっけ。) クレオパトラの夢 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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