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虚空の旅人 文庫化を待っていた「守り人シリーズ」の第4弾です。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 隣国サンガルの新王即位儀礼に招かれた新ヨゴ皇国皇太子チャグムと星読博士シュガは、 “ナユーグル・ライタの目”と呼ばれる不思議な少女と出会った。 海底の民に魂を奪われ、生贄になる運命のその少女の背後には、とてつもない陰謀が―。 海の王国を舞台に、漂海民や国政を操る女たちが織り成す壮大なドラマ。 シリーズを大河物語へと導くきっかけとなった第4弾、ついに文庫化。 今度の舞台は、明るい陽光の降り注ぐ、海辺の王国。 でも、残念ながら女用心棒のバルサの出番はありません。 これまでは、バルサに守ってもらうばかりだったチャグムが、シュガとともに自分の力で陰謀に 立ち向かい、解決しようと頑張ります。 「まぁまぁ、あんなに小さかったチャグムが・・・。」と、何だか親戚の子どもの成長を見守る オバちゃんのような気分でハラハラしながら読み進みました。 バルサは直接出てこないけれど、チャグムの中にバルサの存在が感じられ、また、チャグムと シュガの主従を超えた絆が結ばれていくのに、オバちゃんとしては一安心といったところ。 あ~、早く次のお話が文庫にならないかしら。来年の夏が待ち遠しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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