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テーマ:在宅介護(1593)
カテゴリ:リハビリ
姉の観察によると、父の魚の食べ方が面白いという。
倒れて以来、父は食事のとき、箸は左手で持ち、右手が使える場合でも、ほとんど右手を使おうとしない。左手で茶碗を持たせ、右手でかきこむように食べることは無理ではないのだが、それをやらせようとしても、一動作終わると、すぐに茶碗をおき、左手で箸をもち、食べるようになってしまう。 ところが、魚(刺身のような、魚そのものが変わり果てたお姿になってしまった場合は除く)が前に並べられると、一生懸命に右手で箸を持って、身をほぐして、丁寧に食べるという。元気なときも、決して魚を食べるのが上手とか、食べ方に注意を払うといった性格ではなかったのだが。魚が出ている間は、ご飯茶碗も左手で持って、食べるという。 いったいこれはなんなんだろう。脳の不思議さをまた教えられた気がする。「おじいさんの観察記録」でも、娘たちがつけてみれば、夏休みの宿題で賞でもとれるのではなかろうか。 こういった楽しみ?がないと、やってられないでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.18 14:32:54
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