|
テーマ:中学校って・・・(602)
カテゴリ:学校の話
中学の授業参観。参観の対象になったのは、なぜか美術と道徳。
美術はともかくとして、道徳。誤解からいじめのようになった友達関係が、正義感の強い友人がいたことで、よくなるというもの。別にケチをつけるわけでもないが、これをやったからといって、道徳的になるかといわれると、ちょっと?マークがいっぱいついてしまう。 そりゃ、正義感の強い友達もいるだろうけど、そんなに「いじめる側」が簡単に改心しちゃうのだろうか。もちろん、改心することもあろうが、もっと複雑な過程をたどるはず。あまりにも安易な教材という感が強い。 この教材でなにかを教えろといっても、先生も困ってしまうだろう。子供の側も、非常に盛り上がらない授業となっていた。こういった授業が、参観の対象となることは、昨今の道徳教育推進論者がいかにくだらないことを言っているか、理解するためにも、大変いいことだったと、別に皮肉じゃなくて思ってしまう。 「♪一年生になったら」という歌で、友達百人できるかななんてのがあったが、あの歌はよくない。友達が百人できなければいけないかのような歌。脅迫するようなものだ。 教室には、それぞれの生徒が自己紹介するためのカードが張られていたが、「友だちをいっぱいつくりたい」といった内容のものが非常に多かった。なんか、友だちいっぱい症候群のようなものが蔓延している気がする。これは、大人も含めてのことだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.21 12:08:34
コメント(0) | コメントを書く
[学校の話] カテゴリの最新記事
|
|