カテゴリ:社会
日能研が電車に『シカクいアタマをマルくする』というタイトルで、 中学受験の問題を掲載しています。 その広告のうち、今年の学習院中等科入試問題で、 次のようなものがありました。
食料自給率を上げるため、私たちが出来ることのひとつに 『食べ残しを減らす』ことがあります。 『食べ残しを減らす』となぜ自給率が上がるのですか。
私は電車の中でずっと考えていましたが、 明確な解答を出すことが出来ませんでした
食料自給率=国内生産量÷国内消費量×100(%)
国内消費量=国内生産量+輸入量-輸出量
国内生産量が増えなくても、輸入量を減らせば、食料自給率は上がります。
私たちは普段、多くの食品をむだにしています。 期限が切れて廃棄されるコンビニのお弁当類、うっかり腐らせてしまった食料品、残飯。 『食べ残しを減らす』と、食料の輸入も減らせます
答え: 食べ残しによって無駄になる食料が減れば、食料の輸入量が減るから。
しばらくしてから、TVのニュース番組の中の特集で、 『食料自給率が低いと、間接的に地球温暖化を促進している事になる』 という内容のものをやっていました。
食料自給率が低い→海外から輸入する →輸送時にCO2を排出している→地球温暖化が進む
さまざまな理由から食料を輸入している日本。 でも食料自給率が低いと、いい事も少ないようです
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Last updated
2008.03.31 16:03:39
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