カテゴリ:社会
静岡県・静岡市に、『駿府匠宿』という施設があります ここでは、駿河の伝統工芸を体験する工房が並んでいます。 『塗物・和染』、『木工・竹千筋細工』、『陶芸』の3つの工房に分かれています。 体験するものにより、料金が異なります 一番安いものは900円、一番高いものは5,800円。ほとんどは材料費です。 体験時間も、内容によって変わってきます。 一番短いものは20分、一番長いものはなんと2時間
私たちが行った時は夏休みだからなのか、 竹や木を使った簡単な工作もやっていました うり坊ととら吉は、竹とんぼを作りました
あらかじめ適当な大きさに切られた竹を、職人さんと一緒に小刀で削ります。 それなりの力がいる作業で、削る角度もコツが必要です まあその辺は、職人さんのうでに頼ります
私が小学生の頃に習っていた書道塾では、 自分でカッターナイフで鉛筆を削っていました 最初は深く削りすぎたり、芯までざくっと刃が入ってしまったり、 なかなかきれいに削れませんでした でもだんだん慣れてコツをつかみ、うまく削れるようになりました。
ケガを恐れ、自分の子どもにはなかなか刃物を使わせられませんでした でもうり坊はとても『物作り』が好きだったので、ナイフや工具などいろいろ 用途に応じて使い分ける必要が出てきました。 何度か手を切りましたが、次第に使いこなせるようになりました
そういえば、手を切らないようにガードが付いている彫刻刀があるんですよ 学校から購入の申し込み書が来た時、びっくりしました 刃物を使うのには、注意が必要です。 無理やりやろうとすればすべったりして、手を切ってしまいます 切れば痛い、集中しないと関係のないところを切ってしまう・・・ 自分で使って経験を積む事により、感覚を身につけるしかないのです。
あまりにも先回りしすぎると、子どもの経験値をどんどん下げてしまいます 私自身、いろいろと『お膳立て』をしてしまうので、だんなによく指摘されます。 『お膳立て』を頻繁にすると、子どもの依存度が高くなってしまいます 自分の経験したことを生かし、自分で対処する・・・ 『何事も経験』と言いますが、子どもの経験するチャンスを 大人が阻んでいるのかもしれません
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Last updated
2008.08.19 14:45:06
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