テーマ:小学生ママの日記(28705)
カテゴリ:プチ情報
妻夫木聡さん主演の映画『ブタがいた教室』。 TVを一緒に見たうり坊、 「名前を付けたら、ペットだよね・・・」
紹介番組を観た後、ある本を思い出しました。 『いのちの食べかた』 森 達也
私たちが目にする『肉』は、スライスされていたり、ひき肉だったり、 すでに切り分けられている状態です。 魚で言えば、刺身のような状態ですよね。
サンマは丸ごとパックされているものがありますが、 にわとりが丸ごとパックされている事はありません。 マグロの解体ショーがあっても、牛の解体ショーはありません。
この本には、屠殺場で牛やブタがどのように『肉』にされるのかが 書かれています。 暴れないように仮死状態にされ、血を抜かれ、解体されていく・・・ この過程を、どれだけの人が知っているでしょうか?
昔、心にひっかかった事がありました。 ある友人の家に遊びに行った時の事です。 母に「今日、●●町の友達の家で遊んだ」と伝えると、 母が急に真顔で話し始めたんです。 「あの辺は昔、動物の皮を剥ぐ仕事をしている人たちが住んでいてね。 ひどい差別を受けていたんだよ。」
この話を聞いたとき、それがなぜ差別につながるのか、 全く理解できませんでした。 『部落差別』については、中学の社会科で『部落解放』という 言葉を覚えたものの、その内容を知りませんでした。 大人になってその問題を理解した時、心にひっかかったままだった 母の話を思い出したのでした。
この本は、この『部落差別』についても取り上げています。 子どもを対象に書かれた本なので、とてもわかりやすいです
PS 『いのちの食べかた』というDVDが間もなく発売されます。 こちらは、肉・野菜・魚などがどのように生産・加工されているのかを追った、 海外のドキュメンタリーです。 こちらはまず大人が見て、その上で子どもに見せるかどうかを 判断したほうがいいかもしれません。 『いのちの食べかた』DVD
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Last updated
2008.11.20 13:41:54
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