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少し開花してきた今日の芍薬です
明日は、満開になるのかな(・・? 昨日の芍薬・・・ お花は、時間を可視化するのに最適です、 なんて言い方したら興ざめですね(ˉ▽ˉ;)... ところで、先日20年来の友人と久しぶりに(4年ぶり?)会って感じたことです 合理的で冷静な彼女は、私の良き愚痴聞き役でした 悩みを上手に聞いてくれて、そして理性的になだめてくれる、素敵な友人です ですが、久しぶりに会って少しびっくりしました なんとなく疲れているように見えたのは 笑顔が寂しそうというか、心から笑っていないというか・・・ 夫を亡くした私のことを気遣ってくれて、対応に困っているのかな?と思ったのですがそうじゃない ゆっくりと話し出した彼女は 「離婚しようかな・・・」 え、えっーーーー!何があったの?と戸惑う私 話を聞くと、一昨年に旦那様が退職されて、再就職もしないで、ずーーーとお家にいらっしゃる 趣味があればまだ良いのだけれど、ただただ朝から寝るまでリビングのソファーでゴロゴロされているとのことでした 2年もたつと、友人の方の心身が病んできていると・・・ テレビや雑誌で良く聞くテーマですが、こんな身近で起こると 何だか、現実味がなくて・・・ とても仲の良いご夫婦で、旦那様も単身赴任されていたからあまり手がかからないと聞いていたのに そういうパターンは多いかもしれないけれど 最近は65歳からでないと、年金が出ないから 皆さん、どこかで働かれるものですが 彼女曰く 旦那さんは、旦那さんのお父さんが亡くなって、相続されたお金があるので働かなくても良いと仰ってるそうです ハタラクとは「傍を楽にすること」なのにね 何十年も休むことなく働き続けたのだから 暫くは、ゆっくりしたいと仰ったので、彼女も一年は何も言わないで我慢したらしいです でも、もう2年が過ぎたら、我慢する気持ちがポキッと折れたと言います 困った話です これって、とても取り扱いが難しいデリケートなお話で 十人十色の考え方と対処方法があります 多くの場合は、人に相談しているというより ある程度、自分の中に答えを持っていて 人に話すことで、その検証をしたり、ガス抜きをしていると言われています 聡明な彼女なので、旦那様の行動が目に入らない方法を考え出すか 本気で離婚を考えるのなら、それはそれで解決に一歩動くことでしょう 刺激しないように、お話を聞いていた時 私は、別のことを考えていました 彼女の旦那様が今、余命宣告されるような病だったら 彼女も全然違う感情を持つに違いないでしょね お家にいるのが当たり前だし、なるべく旦那さんが楽しいと思えることを彼女は一生懸命するに違いありません 反対に、私の夫が病気にならず今も元気にしていたら 喧嘩もしないで、毎日毎日、夫の好きな事、楽しいと思うことばかりに焦点を合わせて生活しているのだろうか・・・?と そんなことを、ぼんやりと考えていました 咽頭がんが見つかって15年間 私たち夫婦は、手に手を取って一心同体で戦ってきました そのことで夫婦のきずなが強くなったのか 死を意識するようになって、生きていることへの感謝ができたのか もしかしたら、病気のおかげで色んなことへの気付きが出来たり、感謝できたり、相手を慈しみ大切に思うことができたのかもしれない、かなと こんな『もしも』なんて不毛ですから、考えないようにして ただ、私は夫の事を尊敬していたし、大切に思っていたし、私の命と引き換えても良いと思っていた・・・ こんな人と巡り会って、そして夫婦になれたこと その人の最後の最後の時間まで一緒に居れた事で、この世に生まれてきて良かったと思えます それでいい それでよい なんていい人生だったと、私も言いたいから 夫のように、最後の時に なんていい人生だったんだ、と言いたいから きっと、私たち夫婦は どんな道のりを通ったとしても、行きつくところは一緒だったのよね 試練の種類が違うだけで、皆、何らかの試練や苦悩があるから AでなければB 人生って、そういうことかもしれないと最近思います 私の友人も、出口を見つけて欲しいと思います 将来、良い人生だったと言える方の出口を・・・ 今日もご訪問をありがとうございます 明日も、寒暖差が大きい日になりそうですので くれぐれもご自愛くださいネ いつも応援のポチっとありがとうございます 今日もよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.09 21:44:30
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