テーマ:カーネーション(16)
カテゴリ:季節の歳時記
今日は、母の日でしたね
実母も姑も、夫と同じお空の向こう・・・ カーネーションは届いたでしょうか 私が初めてカーネーションを買ったのは 小学校3年生の頃だったかしら お習字のお稽古が毎週日曜日の午前中にあって お稽古の帰り道にあるお花屋さんへ 同級生二人と一緒に立ち寄って カーネーション1本ととカスミ草の小さな花包みを 溜めたお小遣いで買って帰りました 生まれて初めてのプレゼント さぞかし喜んでくれるだろうと思ったら 母は、特に喜ぶ風でもなく花瓶にお花を入れただけのように見えました 小さなころの記憶なので、この時の風景は覚えていませんが 子供心にとてもがっかりしたことを覚えています その後、社会人になるまで 母の日のプレゼントはしなかったと思います なぜ、喜んでくれなかったのかはいまだに謎です 何回か、聞いたかもしれませんが 答えを聞いた覚えはありません 専門的な勉強をしてから気付いたのですが 母は、軽いアスペルガー症候群だったのではないかと思っています そう結論付けると、多くの疑問が解決するのです 亡くなる直前に 「いろいろしてくれて、嬉しかったよ」 と言ってくれたことで、すべてのしこりが無くなって救われました 私なら 自分の子供が、お小遣いで花を買って 母の日、ありがとう!なんて言って花を差し出してくれたら 号泣しそうだけれど・・・ 本当に、あの時母は、「ふぅ~ん・・・」と言っただけだと思います 毎年、あの時の不思議を思い出し やはり今年も、謎々のように思い出しました 姑さんは、何をプレゼントしてもとても喜んでくださって とても大切にしてくださいました 亡くなった後に、遺品整理に行ったとき 私が母の日にプレゼントしたものが とても大切そうに仕舞ってあって、 「おかあさん、ありがとう・・・」と何度もつぶやきました 不思議な実母に育てられましたが、姑さんが愛情いっぱいに接してくださったおかげで 私は、本当の母の愛というものを知ったように思います 夫と結婚したおかげで、母の愛も知ることができて 人として、知っておくべき感情の基礎を補完することができました 夫と結婚したことで、心の内面を充実することができたのです ほんとうに 本当に、夫と結婚することができて良かった お姑さんは、認知症でしたが いつもニコニコと、穏やかな病状でした 主治医の先生が、人の本性が出やすい病気なので 根っから、穏やかで優しい人なのですね、と仰ってくださいました そして、人の認識ができなくなっても 大好きな息子である夫のことは、魂が覚えているかのように いつも満面の笑顔でした 実の母も、愛情表現が下手だっただけでしょう 二人の母へ これまで、ありがとうございました これからも見守ってくださいネ 今日も、ご訪問をありがとうございました<m(__)m> いつも応援のポチっとありがとうございます 今日も、宜しくお願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.14 21:24:18
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