いつまでも…二人で

今日は、遠方の親戚の方が
夫の仏壇にお参りに来てくださいました

とても仲の良い夫の母方の従弟になります

コロナがなければ、お会いすることもできたのに
葬儀も家族葬でしたから

近くの親戚しか葬儀に来ていただくことができませんでした

遠方でもあるので、コロナが5類になるタイミングを待ってくださっていました
たくさんの心遣いに感謝します

ただ偶然にも、コロナ禍が始まる前の年に
お仕事でこちらの方へ来たからと、我が家を訪ねてきてくださったことがあります

今日も、『あの時に会えて良かった』と仰っていました

　　　　　　　
こちらへ来られたことがあるので、迷わず来てくださって

家に入って、お仏壇の前で長い時間手を合わせてくださって
心の中で、夫と会話しておられたのだと思います


　　　　　　　　　

そして、お茶を飲みながら仰ったのは
「ここにいらっしゃる様な気がしますね・・・」でした

そうでしょ！声にしませんでしたが
とても嬉しいお言葉でした

夫を見送った直後から、一時も離れることなく
夫は私の傍に居てくれて、この家にもずっと居てくれている

本気で私は、ずっと　そのように思っているのです


従弟さんには、そのようにお伝えして
夫が最後の時をどのように過ごしたのかをお話して

泣きながら話を聞いてくださったことに
私が癒されました


暫くして、帰られるのでお見送りして

すこしぼんやりして、仏間で過ごしました


やはり誰が何と言おうと、夫はここに居て
いつも私の近くで、一緒の時を過ごしてくれている

そう感じていたから

いつも夫は私と一緒に居てくれている、と信じることにしました


いる、という証明はできないけれど

いる、と信じて心が落ち着くなら

いる、と信じて話しかけることで笑顔になれるなら

夫は、見えないけれど
いつも一緒にいるんだと信じることにします

他人さんがなんて言おうと、関係ないし
信じない人は信じないで構わないし

別に、私の夫の存在に口出しする必要もないし、権利もないと思うのですよ


信じる者は、ほんの少し幸せを感じることができるし
信じる者は、泣きじゃくるほど悲しくなっても　慰めてくれる気配を感じることができるし
信じる者は、ほんの少し強くなれると思うから


私は、夫は見えないだけでいつも一緒に居てくれている！と、迷いなく言い切ることにします



あ～～～～、当たり前の簡単なことに
なかなか辿り着くことができなかったように思います


控えめに小声で、夫はいると思いますよ
なんて
言ってきたけれど、言い切っていいんだわ


これからも、傍からは独り言に見えるかもしれませんが
夫と語り合って、生活していきます








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