いつまでも…二人で

今日は朝からお天気が良く、比較的気温が低いこの地でも歩くと汗が流れるほどの暑さでした

開園直ぐに訪れた牧野植物園は、あまりに広く
そして屋根などない山の頂上近くにあります

森の中にある植物園は、樹々からの優しいエネルギーと癒しを感じました
写真を撮るのを忘れるほどに、テクテク歩き回り、たくさんの植物やお花たちに出会えましたよ

この植物園でのお話は、また後日ということにして・・・







昨日は遅い午後に到着したので、ホテルにチェックインして荷物を整えてから
早い夕食に出かけました

そのお店こそが、４年前に夫と訪れたお店で
『また、来ようね』
と話していたお店です




４年前と同じセットがありました！
蒸し寿司の湯気が写真にも撮れていて
席は違いましたが、早い夕食ということもあってあまり混んでいなかったので
おひとり様デビューの私には、なんのストレスも感じることなく過ごすことができました

４年前も、カツオのタタキの美味しさに感動して
蒸し寿司は冬の京都のの名物だと思っていたのに
この地では、一年中熱々の蒸したてを頂くことができる・・・



来たよ～～～パパ

一人だけど、約束通り

あの時と同じ味が、４年後の今も守られていました




そして、今日はお昼が遅くなったので
本場の炭火焼のウナギをお持ち帰りにして

涼しいホテルのお部屋で、ゆっくりと頂きました


半匹のお重でしたが、肉厚で一人には十分な量でした
炭火の香りが、しっかりと残っていて食欲をそそりました





本場のウナギも、夫が次回食べたいと言っていてので
このお約束も果たすことができました

夜は、ホテルからほど近い郷土料理が美味しいお店でカツオのタタキをしっかり食べたくて
カツオのタタキ定食を頂きました



こちらのタタキの身はとても厚切りなので
一口では、絶対に食べられない大きさです

藁の香ばしい香りが何とも言えず
これが本場の味なのですよね


昨日から、なんとなく感じているのですけれど
一人客に対するお店の方の気配りがとても暖かくて

家族連れからあえて離してくださっているように思えて
おかげさまで、一人の心地よさだけ感じて
ゆっくりとご飯を食べることができました

日常の世界では、まだまだ一人でご飯を食べに行けないのに
夫との思い出の場所でなら、ゆっくりとご飯を食べられるのはなぜでしょう・・・？


同じことでも場所によってできたりできなかったり


何もかもできないより『良し』としておきましょう



明日は、街の中を散策しながら、夫と歩いた道を辿ろうと思っています


最近は、一人で行動されている方が増えたので
あまり独りぼっち感を味わなくてもいいのかもしれません

牧野植物園では、小さなお子さんを連れたご家族が多くて
年配のご夫婦も多かったです

自分のペースで、自分の見たいところを歩くことが
こんなに楽なことだとは思ってもいませんでした

実際に体験してみれば
一人の寂しさよりも、お気楽さの方が勝っていました

こんなプラスなこともあるのですね
でも、なんだかんだと言いながら
夫とならもっと思い出深い時間になったと思います

いつも心の中では話しかけているので
お返事は返ってこないですけれどね
それにも早く慣れればいいな・・・と思います




今滞在しているのは、広めのツインのお部屋ですけれど
やはり夫の存在感が大きく感じられて、このお部屋で丁度のような気がします

目には見えないけれど
夫の存在は、私の中では絶対的なものなので、
そう無理なく思えていることが救いとなっています


無事に二日目が過ぎて・・・
明日も、忘れかけていた夫との思い出を拾うことができますように


それでは皆様、今日もお読みいただいてありがとうございました<(_ _)>





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