テーマ:死別の悲しみ(22)
カテゴリ:仏事
夫を見送ってから数か月、雪が降る季節頃まではバスに乗るたびに、 座席に座って流れる見慣れた景色を見ると、何故か涙が流れていました たぶん流れる景色の中に夫の姿を探し、いるはずがないがないと諦め でも気を緩めると夫の姿を探しての繰り返しで、心の傷は血ではなく涙を流すのだと知ったのでした それから泣くことは徐々に減ってきて、最近は泣くことはほとんどなく 日にち薬が少しずつ効いているのかな、と思っていましたが 今日、久しぶりに涙が溢れてきました 午前中のお仕事が終わってから、千本閻魔堂へ行くバスに乗っていたら 丁度座席が埋まる程度の込み具合で、静かな空間だったからかもしれません そうか・・・このバスの窓から見る景色はいつも夫と一緒だったから、急に一人でいることに孤独を現実に感じてしまったからかもしれません バスの中ではまだマスクをしているので、周りを気にせず大粒の涙を流すことができます 『一人で閻魔堂へパパを迎えに行く日が来るなんて・・・』 そんな思いが胸に刺さりました 閻魔堂へ着く前にスコールのような雨に見舞わられ、お寺にはたまたま人が少なく お塔婆を書いて頂くのも並ばないで済みました 雨が強く降っていたので写真が一枚しか取れませんでした 鐘撞堂です この鐘を鳴らしてお精霊さんを呼んで、お家に戻ってもらいます 家に戻ってきたら、大急ぎでお迎え団子を作りました 今回はきなこを付けました 御供えに使う朱塗りのお膳です 急いで夜ご飯を作りました コンニャクと車麩の根菜の炊き物 オクラともやしの胡麻和え しいたけとワカメの味噌汁 河内晩柑 ごはん 初日ですので精進料理にしました 後9日、夫と過ごせることが嬉しい!!! 明日のメニューは何にしようかな(*^^*) 皆さまはどのようなお盆を過ごされるのでしょう 今日もお読みくださってありがとうございます いつも応援のポチッとをありがとうございます 今日も宜しくお願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.07 21:43:47
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