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いつまでも…二人で

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2023.08.25
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カテゴリ:健康


昨日は、お仕事で遅くなって晩ご飯食べてお風呂入るのが精一杯でした
珍しく、ブログを書く時間も取れないほどの忙しさ・・・有難いことと思うようにします


今日は半年に一度の乳がん経過観察の日でした
夏にCTとマンモ、血液検査
冬に造影剤入れてMRIと血液検査
二年に一度、PETで全身検査です

昨年のブログに詳しく書きましたけれど
私の乳がんが見つかったのは7年前、トリプルネガティブでした

発見は6ミリと初期の物でしたが、乳房の底の胸膜に近い場所の乳管にできていました
その乳管内に収まっていてくれていなくて、乳管から浸潤していたので通常なら追加治療が必要です

でも、トリプルネガティブなのでホルモン遮断薬も分子標的薬も効果がないことがわかっていたため
お決まりの放射線25回だけで終わりました
その代わり、半年に1度転移がないかの検査を10年間しなくてはなりません
(あと3年で終わる~ヽ(^o^)丿)

乳がんの進行は比較的ゆっくりなので、転移していても10年後に再発が見つかることがあるのです
トリプルネガティブは抗がん剤もどれが効くか分からず、どれも効かないかもしれないので
現在は、早く見つけて手術で取り切るという治療方針なのです

女性の執刀医が、病院を変わられたので私もそちらの病院へ変わりました
家から1時間半ほどかかりますが、半年に一度なら楽しみになります

地域密着型の総合病院なので、受付の待合などは割と広く老若男女で込み合っています

病院独特の風景・・・
足を怪我している人や、お腹を押さえている人
心配そうに黙って座っているご夫婦、親の付き添いのお嬢さん

その光景がとても懐かしく思えました

夫は12年前の大手術の後、癌には勝てましたが体のあちこちに不調が出たので
高度医療の大学病院の殆どの科に掛かっていました

平均すると1週間に一度通院していた感じです
経過観察程度の通院なので、あまり心配もなく二人で椅子に座って何かと長い待ち時間を過ごす・・・

そういう時間の流れが日常になっていたのだなぁ、と今になって気付いています

病院へ行ったついでに、帰りはちょっと足を延ばして食事に行ったり、映画を見て帰ったり

命の心配がない通院は、懐かしい思い出の場所となっていました



今日、ポツンと一人で会計の順番を待っている時に
ボンヤリとあたりの風景を眺めていて、おトイレから夫が戻ってくるのではないかと
ほんの一瞬、本気で感じてしまいました

私が乳がんになってからは、毎回欠かさず通院にも手術にも付き添ってくれて
だからこそ、私の主治医は夫の事をとても良く覚えていてくださって
昨年、亡くなったことを伝えるとポロポロと涙を流してくださったのでした

私にとって病院は、夫とのたくさんの思い出を作った場所なのです




今日の鴨川(高野川)

南を望むとこんな景色で、とても雲が立体的でした





こちらは北側、北山を望むです




曇り空で、相変わらず猛暑でしたが風に秋の気配を感じられました



哀しいとか、寂しいとか、涙が流れてくるとかではなく
冷静な心の時に大きなため息とともに『隣に居てくれたらなぁ・・・』と思うことがたまにあります

普通の願いは時間が経てば、叶わないことで諦められるのですが
きっと、夫が居なくなったことは
夫に会いたいとか、夫と話したいとか、夫の横に居たいという願いは
どんなに時間が経っても、決して諦められないのだとわかりました

だから一生、夫への願いが無くならない限り
願いが叶わないという事実に、胸が押し潰されそうになるのだわ・・・

と、今日ほんの小さな悟りをしました





今日もお読みくださってありがとうございました<(_ _)>



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最終更新日  2023.08.26 22:26:59
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