いつまでも…二人で

やっとお天気に恵まれて、綺麗な青空のもとでお散歩をしました

午前中なので、観光の方も少なく
地元の方がのんびり散歩を楽しまれています




2年前の１０月に来た時に夫が座っていたベンチ・・・
ポツンと椅子だけが・・・

やはり、姿がないことに現実を感じてしまって
ちょっぴり悲しくなりました





２年前も、この場所から夫は長い間
この海を眺めていました・・・






ゆっくりと、目的もなく歩いていると
現実なのか夢の中なのか、ふとわからなくなります





夢の中に居るような、現実離れした感覚と
ホテルの部屋で、夫が待っているような錯覚…

やはりこの街は
思い出の時と現実が寄れ合っているのかもしれません

寂しような
二人の穏やかな時間のような

何も変わっていないような
でも、急に襲ってくる孤独感…

それでも、見慣れた空と海の景色を見ていると
とても安らいで・・・


哀しみと癒しの、甘辛い時間を過ごしています

なんだか、このままずっとここに居たいな、と思いました
家に帰っても待っている人もいないし
同じ独りなら、何処で暮らしても同じではないかな、と


そうですよね

もう、私は何処ともつながっていないのですから


住むところさえ拘らなくても良い生き方を選ぶこともできるんだわ、私
それが良いことなのか悪いことなのかわかりませんが
どちらの意味付けにするかは、私次第なのでしょうね…





そうそう、美味しい物をたくさん食べているのですけれど
食べ物のまとめは、またいつか書き留めようと思います

明日も、ゆっくりしますね


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