昨日から一泊停泊していた『セブンシーズ・エクスプローラー』
客船の最高峰のラグジュアリー船が先ほど出港して高知へ向かいました
ホテルの部屋から窓越しに撮ったのでぼやけていますけれど…
モナコ公国のシャルレーヌ公妃による命名で
56,000トン375室全室バルコニー付きスイートルームです
(わかりずらいのでHPより写真をお借りしました)
クルーズを楽しむ者たちにとっては、あこがれのお船なので
夫といつか乗りたいね、と言っていました
その船がコロナが明けたので、満を持してヨーロッパで人気の日本クルーズを始めたのです
そのお船に、この客室からご挨拶できるなんて(^^)
夫が元気だったら…
きっと見ている側ではなくて、目の前のあの船に乗客として乗っているのでしょう
今日はそんな妄想をしていたら
楽しい気分にもなりましたが・・・
やはり泣けてきました
数年前に、
この港に寄港して同じように1泊停泊した船に乗っていたことがあります
海外の方たちは、京都や大阪へ観光に出かけられましたけれど
夫と私は、このホテルへ鉄板焼のステーキを食べに来ました
そして客船からこのホテルを眺めていました
夫が居なくなってしまったら
停泊している船を眺める立場に変わってしまいました
それがチョッと寂しいです
独りになった私が、精一杯できる事は
独りでホテルに泊まりに来ることぐらい・・・
これが現実なんですね
客船を見て、ワクワクすることもなく
寂しい、取り残されたような疎外感を初めて味わいました
やはり、あの船に乗っている人たちは
幸せな人たちに、間違いありません
はじき出されてしまったのね・・・私
でも、いつか独りで乗って見せるから
いえ、乗れるように努力してみます
今日は、窓から海を眺めながら
こんなことを考えていました
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