テーマ:死別の悲しみ(23)
カテゴリ:思うこと
少し前に、シニアの人気ブロガーさんが書いていらっしゃった内容が印象的で心に残りました 死別と言う苦しみを味わないといけないのですよね 何年一緒だったからとか、何歳だったからとか そういうものは、あまり関係なく その苦しみは、どの人も等しく人生最大の苦しみなのでしょう 自分も死別経験者だから、他の死別者の方の事を分かったつもりでいましたけれど それは間違っていて、その人その人の苦しみと悲しみがあって それは年齢なんかで違いはないということです そう思うと・・・ もっと母に優しくしてあげれば良かったと思います 父を亡くしたのが64歳でした・・・ 私の前で、辛いとか悲しいとか言ったこともなく涙も見せたことがなかったので 十分看病もしたから、思い残すこともなく兄夫婦と同居だから寂しくもなく お気楽に暮らしていると思っていました そういえば、母が急性骨髄性白血病で入院してアッという間に亡くなってしまったのですけれど 最後まではっきりした意識の中で、とても穏やかに酸素マスク越しに私に言った言葉は 『やっとお父ちゃんが迎えに来てくれるわ…』でした それは、とても嬉しそうで穏やかな笑顔でした 母も一人になって、とても寂しく、とても悲しかったのでしょうね 大好きな兄と一緒に暮らしていても、その悲しみは埋まらなかったのでしょう そして、父を見送ったその時から、ずっと父のお迎えを待っていたのです 傍からはわかりませんが、幸せな夫婦は皆 死別は苦しく悲しいもので、その優劣はつけられないということを 自覚することができた、私の好きなシニアブロガーさんのお言葉でした 立ち直る力が残っているかもしれないと思って 明日も明後日もゆっくりと歩いて行こうと思います 母も通った道だから きっと夫も横を歩いてくれているでしょうから 哀しくって歩けなくなったら 必ず思い出して、小さな一歩でも歩いて行こうと思います… (街路樹の楓は紅葉も落葉もする前に、刈られて寂しい姿になりました…) 今日もご訪問をありがとうございました<(_ _)> いつも応援のポチっとして頂いてありがとうございます 今日も宜しくお願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.01 22:01:44
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