いつまでも…二人で

12月という月は、本当になんて気忙しいのでしょう
お仕事も詰まって、家事も溜まって

気持ちだけが空回りするような、落ち着かない日々です


無事に１年をやり過ごせる安堵感が少しと

また、リセットされた一年を初めから過ごして行くのかという
少しばかりの倦怠感のような気持ちが入り混じって


それでも家族と一体なら

嫌なことはリセットさせて
新しい年に希望を繋げる方法として

ゆく年に負の感情や出来事を詰め込んで
無かったことにしてしまい

新しい年を汚れの無い希望に満ちたものにすることは
とても有意義な方法だったと思います

それが、独りになったら

こんなにも感じ方が違うのかと思っています

この年に置いておきたいと思うほどの嫌な記憶もなく
明ける年に、これといった希望もないので

この新旧入れ替えの儀式に

特に何の意味も感じなくなりました

昨年は喪中でもあったので、特に新年を感じることはありませんでしたし
家で籠っているのも飽きたので、近所を散歩してみたら
初詣の家族連れと出会って、世間はお正月なんだと
異次元の世界を眺めているような、不思議な感覚でした

今年は、年末年始の理解もできていて
世間の感覚に合わせようとは思っているのですけれど

夫と一緒に生きていた頃と同じ季節であるのに
初めて感じる異国の風情のような

ちょっと戸惑いにも似た、落ち着かない感覚なのです


これはたぶん、これから私一人の年末年始の過ごし方を作っていく
最初の年だからかもしれません

独りきりで新年を迎えるための私なりの過ごし方…
これから毎年繰り返しながら

私独りで作ってゆくのですよね

お正月には当分

今までどおり、長男・長女さん一家が来られるでしょうから
その準備があるので、私だけのお正月にはなりませんけれど

何もかもが初めてですけれど
私だけなので手を抜けるところは抜いて
今まで、ゆっくりと年末を過ごしたことがないので

早めに掃除と整頓を済ませて
年末年始は、こんなにゆっくりできるのね、と言えるくらいのんびりしてみたいと思います