今朝、目覚ましが鳴る直前に夢を見ていました
夢は、誰でも一晩にたくさん見ますが、目が覚める時にほとんど忘れるそうです
私も毎日、たくさんの夢を見ているはずなのでしょうけれど
見事にほとんど覚えていません・・・
でも今日は目を覚ましたその瞬間、まだ手にその体温が残っていたのです
夫と私が子供のように可愛がっていた柴犬
16歳と半年で老衰で旅立ってしまいました
一年近く寝たきりになって、命の炎を燃やし尽くして
ある夏の朝、私の腕の中で最後に大きく息を吸って旅立って行きました
その日から約15年が経ちますけれど、あまり夢を見ることができなかったのですが
今朝、最後の場面と同じ夢を見たのです
もう力が入らないで横たわっている愛犬を
私の膝の上に乗せるように抱き寄せて
頬を寄せて名前を呼び続けて・・・
息が弱くなっていくのを
必死で呼び戻すように名前を呼び
まだ暖かい体温を腕と手の平に感じながら
愛おしいその頬に私の顔を近づけた時
抱えている体の力が抜けていって、息をしなくなりました・・・
その瞬間、現実に引き戻すかのように目覚ましが鳴り響きました
懐かしい愛犬の暖かさがまだ手に残っていて
どうして今頃になって、こんなにリアルな夢を見たのでしょう
どうして一番悲しかったお別れの瞬間だったのでしょう…
一緒にお散歩したり、一緒にお昼寝したり、ほのぼのする思い出はたくさんあるのに
どうして旅立つ瞬間をまた再現することになったのでしょう・・・
目覚めて、朝ご飯の用意をしていても
愛犬とお別れしたあの夏の暑い朝を五感で思い出して
心臓が、暫くの間ドキドキしていました
欲を言うなら・・・
元気にしっぽを振って、ペロリと顔を舐めてくれたのなら
嬉しくて一日ご機嫌だったのにな・・・
旅立つ瞬間にまた遭遇することに、どのような意味があるのでしょう
今日一日、大好きだった愛犬の事ばかりを考えてしまいました
どちらにしても、体温を感じるようなリアルな夢は大歓迎です
私の大切な人達も、毎日交代で出てきてくれると良いのですけれどね
もし見ているけれど、私が目覚めと共に忘れてしまっているのならば
どうぞ、忘れませんように
夢で逢えるのであれば、この世の様々な辛いことも平気になると思いますから
今日もお読みくださってありがとうございました<(_ _)>
今日も読んだよ!!!と
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