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いつまでも…二人で

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2024.02.02
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テーマ:大学病院(4)
カテゴリ:日常

毎日、朝目覚めると
必ず夫に『おはよう』と言って、
もしかしたら横に今までどおり寝ているかもしれないと
小さな期待を胸に、目を開けるのですけれど
いるはずの人がいない現実を、確かめながら起きることが日課となりました

最初の頃の困惑が混じった落胆も辛かったけれど
最近の諦めの落胆も辛さに差はないように思います

いつになったらこのような日課が自然消滅するのかわかりませんけれど
たぶん、、、一生続けるよな気がします








昨日は、帯状疱疹のワクチンを打っただけではなくて
午前中に、夫が最後までお世話になった高度医療の病院へ行っていました

一年に一度の婦人科の検診です
乳がんの経過観察と連携しているので高度医療の病院での検診なのです

昨年も行ったのですが、実はあまり覚えていなくて
寒かったはずなのに、着ていった服も覚えていません

夫との十数年に及ぶ闘病で通った病院なので
色んな思い出が押し寄せて、辛くなるかもしれないと思ったけれど
昨年、特に辛い思いをした記憶が無いので
今年も大丈夫だろうと気を緩めていたら・・・

今年は、参りました

夫の末期の頃の記憶が、目の前で繰り広げられる映像のように鮮明に蘇って来て…

息苦しくなりました


会計の列に並んでいる時は、夫が遠くの椅子に腰かけていそうで
もう思い出すこともなかった、病院内の景色の全てが
長年の思い出と連携したのです

懐かしさと、帰らぬ人となった口惜しさと、
ここにはもういない、という現実を突きつけられて
目が眩みそうになりました

この高度医療の病院の最上階のホスピスから、夫は旅立ったのですから…


やはり個人差はあると思いますけれど
死別から一年ほどまでは、ぼんやりとして感覚が鈍っているのだと思います

昨年も、この病院へ検診に来たのに、こんなショックは受けた記憶が無いのですから…

それにしてもこの病院には思い出が多すぎて、
何も感じなくなることは無いと思います

二人で手を携えて病気と何度も戦って、何度も勝利して
最後に、戦いつくして負けてしまった・・・
二人の歴史がこの病院に刻まれています

私が癌になったら…積極治療をしないでこの病院のホスピスで
静かな時間を過ごしたいと思っています

本気の夢です





今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

寒いですけれど、良い週末をお過ごしください





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最終更新日  2024.02.02 21:44:06
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