今日は、なんて穏やかな日差しで空も春色で
夕方5時前には真っ暗になっていた日暮れも
5時半になってもまだ明るさが残っていて
もうすぐ冬が終わるんだなぁ…と
少しだけ気持ちが明るくなったように思います
やはり冬は、心の中まで
冷たく、暗くしてしまうのかもしれません
今日の空を見て、そう思いました
もともと、春は心が華ぐような気がして好きでしたけれど
夫のまさかの厄介な希少癌が見つかったのが早春で
それから一年後の桜吹雪に送られて、旅だったので
世間が華やかに色付くこの季節が急に、悲しい季節に変ってしまいました
毎年、綺麗に咲く桜の景色を楽しみに散歩していた夫
心優しい夫は自然を愛していました
だから、桜吹雪の中から旅立ったのは
本当に、夫らしいと思いますし
きっと本人も満足だったのだと思います
だから哀しい季節にしてはいけないと思うのですけれど
条件反射的に
まだ心の傷が癒えていないのか
少し、この季節が辛いのです
でも、春の爽やかな季節には
二人の思い出もたくさんあるから
これから何年かすれば
哀しい記憶も、楽しかった思い出に覆われて
これまで通りの好きな季節に戻るかもしれません
そう、二人で楽しんでいた
春の味覚のタケノコを炊いたり、ヤマブキの佃煮を作ったり
枝垂桜を見に行ったり、植物園の芝生で寝転んで空を眺めたり
鴨川の遊歩道をのんびり歩いたり・・・
ひとつひとつ、思い出して
懐かしみたいと思います
そんな日が来るかはわかりませんけれど
想い出の中の夫と
思い出の地を巡ることができれば…
いいな、と思います
今年の春は
あまり悲しくなることもなく
華やかな景色を見ることができればいいな・・・
そう、願います
今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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