昨日から、地元新聞で『旅立ち…ホスピスから』という連載記事が始まりました
今までに、テレビや新聞で定期的に特集されていたように思います
死別という経験をするまでは、私もいつかはお世話になるかもしれないという視点で、それなりに真剣に見たり読んだりしていたと思います
今回の特集記事も、他の新聞記事と同じように読み進めたのですけれど…
実際に、短い期間でしたがホスピスでお世話になって、そしてホスピスから旅立った夫を見送ったという経験をした後では、こんなに感じ方が違うのか…と少し驚きました
連載記事のタイトルになっているように、ホスピスから旅立たれた方を
1年以上前から取材されていて、その方の生き様が描かれています
数行読み進んだだけで、涙が溢れて来て文字が滲んで読めなくなって
涙を拭って、また読み進む…とても時間をかけて読みました
多分、大切な方の見取りをされたことのない方や病気と縁のない方が読まれたら
貴重な情報の一つとして終わるのかもしれません
けれど、大切な人と一緒に戦って残った者がこのような記事を読むと
事例が少し違っても、一緒に戦っていたあの頃とオーバーラップして
思い出すというよりも、心が揺さぶられます
まだ働き盛りの男性が癌の治療を続けていらっしゃたのに、複数の転移が確認されて治療も限界を迎えての『余命宣告』
そして、ホスピスとの医師と面談して
「最後まで自分の意志を貫いた生き方をしたい」
という目標を立てられて、最後まで目標に向かって生き抜かれた…
というお話でした
違う所はたくさんありますけれど
夫の場合とよく似たお話で
でも、死別の経験された方は皆さん似たお話だと思われるんじゃないかな…
ホスピスには、それはそれはとても美しく感動する
それぞれの方の人生の最後があるのだと思います
夫も、人生を振り返り
大切な思い出を一つ一つ抱きしめるように語り
そして多くの人へ感謝の気持ちを伝えて…
眠ったまま静かに安らかに旅立ったから
私もいつか癌になったら、最後はホスピスへ行きたいと思っています
できれば夫と同じホスピスの同じ部屋へ…
こんなことを言っていたら、きっと私
長生きしてしまうのでしょうね…(^^;)
連日、朝から花粉症でもないのに
鼻をぐずつかせて、目を充血させて…
マスクで誤魔化しています
三回忌法要が近いのでお花が届きました…
今日は肌寒い雨の日でしたね
体調管理が大変ですけれど、暖かくしてお休みくださいネ
今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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