昨夜の遅い頃から、激しい雨と強い風の音で
夜中に目を覚ますほどでした
朝になれば幾分風雨も弱まっていましたけれど、空気がヒンヤリしていて
昨日と同じ服だと寒いかも…というような一日でした
強い風で桜が散ったのではないかな、と思いましたけれど
まだまだ花は頑張っていました
鴨川が昨夜からの雨で濁流となっていましたけれど
鴨川に架かる橋から北山を望めば…綺麗です
ソメイヨシノの数が多いけれど、京都には枝垂桜が良く似合います
桜の花は綺麗な華やかさだけではなく、その裏に儚い哀しさを秘めているように思えるのです
だから、人の心を強く引き付けるのではないでしょうか
私は、特に桜が咲く季節に辛い記憶が多いですけれど
眩しすぎて見るのも嫌だと感じたことは余りなくて
反対に、裏に秘めた儚さにひかれているのだと思うのです
美しい華やかさはほんの一瞬で、花に備えている期間の方が長くて…
まるで人生そのもののように思えるのです
人生も輝くような幸せな期間は、そんなに長くなくて
努力したり、耐えたり、諦めたり
それらは、ほんの短い幸せな時のために準備して、後片付けする…
そう考えれば、桜の花こそ
人の人生そのものなのかも知れません
私の父は、桜の花ように華やかな時を過ぎたら
パッと散るように人生を終えたいと言っていて、その言葉通りに人生の成功を見届けた後、逝きました
父も桜に、人の人生を重ねて考えていたのでしょう
いえ、そんな父の人生観を私も引き継いだのかもしれません
そして夫は、桜の花吹雪と共に人生を終えました
私にとって、桜は綺麗な花…という以外に他の意味を持っているように思えてなりません
だから来年も、この桜の季節を静かに待ち続ける事でしょう
桜…
今年は、世界中の人の心を魅了したみたいです
来年からは、もっと込み合うかもしれませんね
今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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