テーマ:死別の悲しみ(30)
カテゴリ:時間
今週が無事に終わって、こんなにゆっくりとした気持ちになる金曜日は すこしだけ、様々な知覚センサーが 普通に作動することができるようになってきたのかもしれません 死別を経験した年は、あらゆる感覚がマヒをしていて 喜怒哀楽もぼんやりしていました そして、2年目の昨年は 今から思うと、とても辛かったように思うのです 孤独の正体がはっきり見えて来て、いくら待っても夫は帰ってこないということがわかって… 希望や夢を剥ぎ取られて、広い荒野に置いてきぼりになったような恐怖… 二年目は、哀しみや苦しみや絶望などの感情が襲い掛かってきていました 通り過ぎたからわかるのですけれどね その二年目に比べたら 今は、少し楽なように思います 諦めることもできるようになってきました 人によって、この時期はそれぞれなのでしょうけれど ショックでぼんやりしている一年目が過ぎれば 哀しみの正体が見えて来て、この時期がたまらなく辛い時期なのですよね この時期が、真っ暗闇で もう二度と、光が射すことが無いのかな、と絶望的な気持ちになるのですよね でも、これがどん底なら 後は、少しずつ浮かんでいくはず… とりあえず どん底を見れば、後は浮いて行くだけ… 浮いて行けば、少しずつ光も差してきて 光が射してくれば、色合いもわかって来て 世界に色が付き出したら、最低限だけど好奇心なんかも復活してきて… こんな風に少しずつ、行ったり来たりしながら ヨチヨチ歩きのように、前へ進んでいくんだと思うのです 大切な人が、居なくなったことを認めたくないけれど 独りになったことは、ほんの少しずつ慣れて来て‥ 独りのリズムが自然と作り上げられるんだな、、、と 焦らなくても、こんな風に時間が現実世界に連れて行ってくれるのですよね 毎日毎日、足元だけを見つめていた一年目 あまりの辛さに、空ばかり見上げて泣いていた二年目 そして、ほんの少しの楽しみが芽吹いて来た三年目… これ以上ないほどのストレスも 時間と共に少しずつ癒えてくる… 哀しみは癒えないけれど 現実には慣れてくる だから、辛い時は動き回らないでジッとしていたら いつの間にか、少しだけ動けるようになるから このブログを読んでくださっている皆様も 必ずまた笑える日が来ると思います 焦ることなく いつか必ず、立ち上がろうと思う時が来るから 心配しないで、今の景色を覚えておけば良いと思います ふと、今日はこんなことを考えました 明日は、雨が降らなければ舅・姑のお墓参りへ行こうと思います そして、この連休中に アクセサリー作りもしようかな、と思っています それでは皆様、今日もお読みくださってありがとうございました 今日も、読んだよ~~~と 応援のポチっとして頂ければ嬉しいです ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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