テーマ:独り(46)
カテゴリ:つぶやき
やっと長かった一週間が終りました 元の生活に戻れる…というか夫が帰ってくる、と思ったのかもしれません 強いからでも何でもないと思うのですよ とてもとても異常な空間に放り投げられたように感じたから あえて、今まで通りの事を淡々としていたかった… それだけだったんだと思います 顔なじみのホテルレストランの板前さんも、きっと泣きはらした顔を見て戸惑われていたのだと思います 普通はしないような事でも、あの時は必死だったのでしょうね 私にとって、傷が癒えていないのに旅に出るという行為は それは、藁をも掴む『あがき』だったのかもしれません 見慣れた景色を見て、そこに夫の姿がないことを心が許していなくて… 理性が心と脳の深い部分に、一生懸命言い聞かせているような…そんな感覚でした それから、3ヶ月に一度くらい近場でもプチ旅行を繰り返し 今では習慣のようになってしまって 今度は、止める理由を見つけなくてはいけなくなりました でも、無理やり始めたことで たまたまこの方法で、わりと早く心が均衡と元気を取り戻すことができたのだと思います 瓢箪から駒 偶然にも、私には元気になる薬が目の前にあったのかな… 人それぞれに、元気になれる時期と何かがあるのだと思います それは必ずあるけれど、人によってまちまちだから 人と比較したり、焦ったりしないで ゆったりと構えていればいいのだと思いますよ 季節が必ず変わるように、必ず心が楽になる時期は回ってくると思います 今日から『孤独のグルメ』がまた始まります 夫と私が最後の時を明るく過ごせた、とても特別な番組です ホスピスで夫は、起き上がれなくなってもベッドを起こして 『五郎さん、見る』と言って孤独のグルメのDVDを見て微笑んでいました 感謝しかないこの番組を、今回も二人で見ようと思います それでは皆様、朝夕気温が下がってきましたので お腹を出して寝ないよう、気を付けてくださいネ 今日もお読みくださってありがとうございます おやすみなさい 夢で、愛しい方に会えますように… 読んだよ~のお印に ポチっとしてくだされば嬉しいです ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.04 22:59:57
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