13年目の偶然
無くなりかけた秋今年はもう、あの爽やかな秋は来ないのかと思っていたら天気予報士の方が、『貴重な秋の日です』と仰っていました毎年当たり前のように少しずつ涼しくなってセーターを着るようになって、少しずつ寒くなっておでんが恋しくなって、足早に家へ帰って行く…見慣れた秋の風景が今年はもう感じられないのかと思っていましたでも、今日は歩いていても汗ばむこともなくなんて爽やかで、気持ちが良かったのでしょう公園の木も色付いてきました青空に映えて綺麗でした今月末に、お仕事の予定が一つキャンセルになりましたそのおかげで、連休になるので気になっていたところへ行けそうです13年前の11月夫と友人のご夫婦数組で一泊の旅行へ行きました夫の大手術の退院から一年経って体調も落ち着いた頃だからとお祝いを兼ねて集まってくださったのです夫が逝ってから、ボンヤリと写真を整理していたらこの時の写真がたくさん出て来て…本当に柔らかな笑顔で、楽しそうで夫の友人が撮ってくれた写真ですけれど本当に気を許した柔らかな表情と、私と見つめ合っているショットが何枚もあってね生きるために命がけでした大手術かを乗り越えてこの時は、これからの時間に希望と夢しかなくてほんの短い間の幸せな、安らぎの時だったのですこの時に訪れた神社でお守りを買ったので『また納に来ないといけないよ?』と私がと聞くと『また、お礼に来よう』と夫が言っていたのですその後、体調が戻ったので海外へ時間を惜しむように出かけたので身近なこの神社に来ることなく、夫は逝ってしまいましたお守りを納に行かないといけなかったのに…この二年半、ずっと気になっていたのにまだまだ行く自信が無くて、やっと行けそうだと思い始めた頃に偶然にもスケジュールがポッカリと空いたのです急遽、ホテルに予約を入れようと思ったら景色の良い、以前泊まった時の景色と同じ部屋が一室だけ空いていて予約することができましたなんだか…何かに導かれているように事が運んでいます自然体で、流れに身を任せていればこんな風に、しないといけないことが自然と組み立てられて、目の前に現れるのですね13年前に夫と一緒に行った時と同じように一泊で同じようなスケジュールで動いてみようと思いますもしかしたら此処へ行くための練習が、これまでの旅行だったのかもしれません今回予定している一泊旅行は短いですけれど私にとってはとてもハードルの高い想い出の場所でしたやっと、行くことができる…新幹線のチケットも予約できたしあとはけがや病気に気を付けて、旅まで過ごそうと思います目的ができたのでチョッとだけ元気になってきましたこうして一進一退自分の道を独りで歩いて行くんですねでも、横には夫との思い出が必ずあって…独りじゃないものこれからも二人で訪ねた場所へ出かけよう…(^^)今日もお読みくださってありがとうございます(^^)ブログへの応援にポチっとして頂ければ嬉しいです ⇩にえんkほんブログ村