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カテゴリ:どんぐり倶楽部
金森先生のブログで紹介されていた本を
連休中に読みました。 面白かったので一気にツルッと読みました。 【送料無料】NASAより宇宙に近い町工場 [ 植松 努 ] 一通り読み終えて、思うことは色々ありました。 子育て真っ只中の一母として、 夢を追いかけてた若い頃の自分を思い出して、 愚痴ばっかり言って働いてた自分を振り返って、 製造業の旦那の妻として…、 など、それぞれの立場で考えさせられる1冊でした。 取り敢えず、3姉妹の一母親としての感想です。 著者の植松さん。 北海道の町工場で本業をやりながら宇宙ロケットを開発している方です。 その原点、基本の基本は小さい頃造った、 紙ひこうき、ペーパークラフト。 小さい頃からこれらに没頭して、 中高でも学校の成績は悪かったけど、 大学に入って出会った学問は、子供の頃に夢中でやってたことでした。 設計、製図から、航空力学、流体力学まで全てにつながったそうです。 植松さん、あちこちでミニロケット作りを体験させてあげながら 子供たちと触れ合ってるけど、 今の子供たちのことを心配しています。 諦めることを教えられている子ども達、 「おとなしくて聞き分けのいい子」達、 このままでは、 大人にとって、将来は企業にとって、 扱いやすい、聞き分けの良い、都合のいい人、指示待ち族になってしまう。 就学前にはこの程度の学習を、 学習以外にスポーツも…、 子供の為にと今やってることは 果たしてどうなのか…。 今、学校のテストで100点とっても 確かにそれは、そのテストでその時に100点を取っただけです。 その積み重ねが大事かもしれないけど、 その子の知識なんて、そのテストだけではとても測れません。 測る方がかわいそうです。 好きなだけ好きなことに没頭して、 それがドカーンと伸びるのが本当は大学と専門学校。 でも、 今、それは成績には繋がらないから止めろ、 それよりも塾に行ったほうがいいよ、 そして成績のいい子は例えばお医者さんに誘導されてしまう…。 でもその子の本望でない限り勤まらない。 または、好きなモノがないまま大学に進学しても 興味が無いから深く学べない。 卒業しても何も残らない…。 「テストに出てこないところにこそ、きっと本当の姿があります。」 正直、耳が痛いです…。 自分の人生においても、母としても…。 ついつい言ってしまう、 「それはダメ!」「今はダメ!」「速く速く!」etc 親の都合と機嫌で子供の未来を変えたくはないな〜。。。 これは三女(年中)が昨夜、造った「ギター♪^^」。 植松さんが言うように、車も、服も、カバンも1枚のものから出来てます。 三女に 植松さんとロケットの写真を見せて、 「このおっちゃんも、ちっちゃい頃に紙でいろいろ飛行機とかいっぱい作ってたんやって。 そしたら、今はこんなロケットまで作ってるんやって!」 と言うと、 「え〜、いいな〜〜。」 と羨ましそうな声を出してました。 今はカワイイ職人さん。 次は何を作りますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/04/09 11:40:31 AM
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