当時小学1年生の娘が学校のおはなし朝会で読んでもらったお話です。みんなに慕われていたアナグマが亡くなり、森のみんなは悲しむだけでなくアナグマが一人一人(一匹?一匹?)の心にたくさんの贈り物を残していってくれたことに気が付きます。とても心が温まるお話です。娘はいつの日か先に亡くなるであろう私とアナグマを重ねて、「生まれた時は何も知らない何も出来なかった自分にママが色々なことを教えてくれている。それはママからの贈り物なんだね!」それから何度も何度も読み返し、読むたびに素直になることが出来るそうです。姿かたちはいなくなっても、アナグマはずーっとみんなの心の中に生きている。そんな暖かいお話です。