お★ひ★さ★ま

まどみちおさんが作詞しました

 （ぞうさん）のうたは、

みなさんご存知だと思います。

 誰もが口ずさんだことがあるこのうた。

象の親子が仲良く過ごしている様子を

歌にしたんだろうとずっと思っていたのですが、

作者のまどみちおさんによりますと、

別の意味があるそうです。

なんと 象の子どもが[鼻が長い]と

けなされている歌なんだそうです。

つまり、「ぞうさん ぞうさん おはなが長いのね」

は親しみをこめた声かけではなく、

「かわっている鼻、おかしな鼻、変な鼻」

とけなした詩なんだそうです。

けれども このこ象は 泣いたり、

いじけたり、悲しんだりしません。

むしろ、明るく元気に

 「そうよ、かあさんもながいのよ」と

褒められたかのように

 大好きなかあさんと同じ長い鼻は

立派なんだと胸を張って答えます。

 象が象に生まれたことを誇りに思い

すばらしいと思っている からだというわけです。

自分が自分であることに

誇りを持って生きることを

我が子に伝えたいですね。

この童謡の奥の深さに 感動をしました