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テーマ:お勧めの本(7402)
カテゴリ:読書
月9のドラマにもなったガリレオ先生こと湯川学(帝都大学・物理学
助教授)の話です。 東野圭吾にしては珍しくシリーズ化しているガリレオ先生なのですが 今回の「容疑者Xの献身」では論理的でありながら、ガリレオ自身の 感傷的な雰囲気が現れていて、一人の人間っぽく感じました。 お弁当屋さんで働く靖子は、娘の美里とアパートでの二人暮らし。 そこに元夫が訪ねてきて、連絡もしていないのに居場所を探し、つき まとう。 金目当てで現れ、暴力を振るう夫に対して、靖子と美里は争うだけでは なく、つい殺してしまう。 呆然とする母子の前に一人の男性が現れる・・・。 なんとなく、あらすじだけ書いてみるとTVサスペンスっぽいのですが 読んでいくと謎が増えていき、最後クライマックスには驚くような結末 になっています。 直木賞をとれた作品ですから、面白いことは書くまでもないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.06 20:09:29
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