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樹液ポイントを探しましたがさすがにもうクワガタの影はありませんでした。 しかし不思議とまだ樹液は出ています。 樹液ポイントを探しに山を散歩してみると、なんといつも採集する山の裏側にいい樹液ポイントがあるではないですか。 樹液で真っ黒になったうろと、樹皮がかじられて樹液が染み出したまっすぐな木です。 うろにはヒラタが来るでしょうし、染み出た樹液にはノコやカブトがたかるでしょう。 立て続けに5本ぐらいそういう木が並んでいます。 しかも道沿いのコナラとアベマキなのでバイクですぐ近くまでいけます。 来年は採集が楽になりました。 ポイント探し以外に山歩きもしました。 珍しい水棲動物がいないかと思って西田辺の水源をたどって行ったのですが、途中でクサガメを2匹発見。 そのうち1匹は甲羅がきれいで浅いところにいたので捕獲。 まだ4,5歳の若いオスでした。 もってかえって知人にプレゼント。 さらに上っていくと霧山遺跡なる古代遺跡にたどり着きました。 ここからはバイクを降りて徒歩。 ヒノキ林をひたすら上ることになって太ももが悲鳴を上げます。 見上げるような坂道でかなりの急斜面です。 歩いているとカエルが飛び出てきたのでゲット。 手にとって見ると見たことのない正体不明のカエルです。 のちにネットのカエル図鑑で調べるとタゴガエルと判明。 ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、タゴガエルは外見はそっくりで見分けは難しいですが、 ニホンアカガエルは背中の筋がまっすぐなのでわかるようです。 ヤマアカガエルとタゴガエルはともに背中の筋が鼓膜あたりで曲がっていますが、腹の模様の鮮明さで区別がつくようです。 採集した個体は筋が曲がっていて、なおかつ喉の辺りの模様が複雑で不鮮明なのでタゴガエルで間違いないでしょう。 里では捕獲できないけっこうレアなカエルのようです。 さらに歩みを進めると遺跡らしき場所に着きました。 遺跡といっても石垣と記念碑と巨大な桐(?)が植わっているだけです。 桐は何本かありましたが折れた枝が腐食して空洞になっています。 こういうところでフクロウの雛がいるといいですね。 子供のころフクロウの雛を拾って飼育したことがあります。 またどこかで見つけることができたらうれしいのですが。 沢蟹がたくさんいましたがタゴガエル以外はスカ。 サンショウウオを発見したかったのですが難しそうです。 結局水源付近では成果はありませんでしたが、10日の雨で道路に出てきたヒキガエルをゲット! これが一番の大物でした。13cmのオスです。しかも足や喉が金色でかなりいい色をしています。 物怖じせずにのそのそと歩くかわいいやつです。 ヒキガエルはペットに最適ですね。 皮膚が乾燥していますし飛び回らないのでスキンシップができます。 しかも長期飼育で人に慣れます。 できるだけ若年個体のほうがいいですけどね。 8月に捕獲したヒキガエルの若年固体はもうピンセットでドュビアを食って丸々と太っていますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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