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うさとら日記

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2006年06月20日
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以前読んだ『女性作家捕物帳アンソロジー 撫子が斬る』の中に収録されていた「地獄の目利き」が面白かったので 買ってみた 諸田玲子さんの本




           あくじゃれ

   表紙はかなり色っぽいわね・・・(帯で隠れてるところも)


主人公の瓢六は 遊び人だが、元は長崎の唐絵 目利き、通詞見習いという変わり種。
粋で頭も切れ 物事の真贋を見分ける力がある瓢六

あるとき賭博の罪で小伝馬町の牢屋敷に放り込まれた

瓢六の愕くべき人脈、豊富な知識、愛嬌、人望、加えて目利きの勘・・・これを見抜いた与力の菅野一之助は 堅物の定廻り同心・篠崎弥左衛門をお目付け役につけ 期限付きで牢を出され、難事件を解決していく。

この弥左衛門 クソ真面目の野暮天で若い頃奥方を病で亡くし今はやもめの身

はじめは反目しあいかみ合わないが、いつしか深い信頼関係で結ばれていく



登場人物は この三人の他に 瓢六の恋人 芸者のお袖 とびきりのいい女だけど悋気が強い
岡っ引きの源次 弥左衛門の姉の政江 
弥左衛門が自分で壊した縁談のお相手八重さま しかしこの後偶然に出会い一目惚れしてしまう



6つの短編が収録されている

この続きは『こんちき』という題名で単行本だ出ているようだ





お上に反骨精神を持っている瓢六は 解き放ちのとき菅野に「おぬしのその知恵 これからもお上のために役立てる気はないか」と聞かれ 断る
血相を変えた弥左衛門が注意をうながそうとすると
「ですが・・・あすこにいる旦那のためだとおっしゃるんなら、どうにでも役立てていただきとうございます」

かっこいい








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最終更新日  2006年06月21日 15時44分19秒
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うさとら119@ Re[1]:あたくし 引越し しま~す(07/30) ポテコロ♪さん >あなたの夜の顔「別人 …
うさとら119@ Re[1]:あたくし 引越し しま~す(07/30) りうりう*さん >びっくりした~~~(;;…
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