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テーマ:DVD映画鑑賞(14148)
カテゴリ:欲しい!DVD
『新作なのに7泊』の文字につられて・・・借りてきたシャリーズ・セロン『スタンドアップ』
<ストーリー> 度重なる夫の暴力に耐えかね、故郷の北ミネソタの町に戻って来たジョージー。10代で父親のわからぬ長男サミーを出産し、今また父親の違う子供を連れて出戻って来たジョージーに周囲の視線は冷たい。ベテラン鉱山労働者である父親もまた理解を示さず冷たく一瞥、母親も夫とやり直すよう諭すばかりだった。だが、ジョージーの決意は固く、ふたりの子供を養い生きて行くために、旧友グローリーの勧めで町の男たちに混じって炭鉱で働くことに決める。しかし、そんな彼女を待っていたのは、男の職場に入り込んで来た女に対する剥き出しの敵意と露骨な嫌がらせ、子供じみた悪戯に卑猥な言葉、そして息子までがいじめられ、家族の絆さえ壊れて行く過酷な毎日だった・・・。 耐えるしかないのか。諦めるしかないのか。 自分の無力に打ちひしがれそうになりながらも、ジョージーは心に決める。ひとりでもいい、とにかく立ち上がってみよう、と。 1984年に全米で初となる集団訴訟を起こし、1997年に画期的な勝訴を勝ち取った実話に基づいた衝撃作。 シャリーズ・セロンってほっぺたがふっくらしてて可愛いってイメージがあったけど、 『モンスター』をやってからずいぶんなんて言うか…ますます好いよね ここから下はとてもひどい言葉遣いが出てくるので自粛・・・ 本当にどうしようもなゲスな野郎がいっぱいだ! 「男の仕事・男の職場」はわかるけど 要するに女に仕事をとられちゃう危機感いっぱいなわけでしょ? 男のいじめは 女のいじめより陰湿で手に負えないね (前にうちでそういう状態があったとき男性社員が「女の腐ったのみたいだ」と言うから「女の腐ったのより男の腐った方が性質が悪い」といってやったぜぃ) 性的虐待(セクハラ)って 日本人の私なんかが思いも及ばないほどもっともっと酷いもんなんだね。言葉尻で「セクハラだ」なんて言ってるのがちゃんちゃらおかしいほどに ひどい・・・ 性別を挙げて攻撃しているけど、実は人間性を徹底的に攻撃してる 人間性の根本みたいなところをケチョンケチョンに汚い手で攻撃してくるから 精神的にもボロボロになっちゃうんだ そして アメリカの裁判の あの撤退的に個人を攻撃するあのやり方ね! 見初めて しばらく 胸糞悪かった たしかに主人公のジョージーも良くないところもある・・・けど 途中から 頭っから否定し続けていた父親が娘の為に立ち上がり見方になる 15~16の頃から気持ちの上で断絶していたのが、母親の行動で理解し許しあえるようになる そのあと 決定的な事があって本当に許しあえるようになるんだけど 娘の為にスピーチするお父さんのそのスピーチで かなりやられちゃいましたけどね 娘と父親の間に入ってなにかと娘の力になってくれる母親役にシシー・スペイセク キャリーがいつの間にか北部のおかぁちゃんになっちゃったんだ~ シシー・スペイセクって美人じゃない(ゴメン)のになぜにあんなに魅力があるんだろう~ 『JFK』でも事件を担当した検事ジム・ギャリソンの妻の役だし 『ザ・リバー』っていうかなり古い映画ではメル・ギブソンの奥さんの役なんだ~(この映画がまた感動物なんだ~) そして 鉱山の仕事を紹介してくれて一緒に働いていたのに「筋萎縮症」におかされて体の自由も利かなくなったのにジョージーの為に訴訟人の一人になってくれる親友グローリーにフランシス・マクドーマンド なにかと子供たちの面倒をみてくれるグローリーのご主人 カイルにショーン・ビーン (「ロード・オブ~」のボロミア役の人でした~) 反吐がでそうな程嫌なシーンもあるけど大げさじゃなく本当にあった話なんだな~と そして この裁判で『性的虐待(セクハラ)から女性を守る』法律が広まったんだと… 一人の女性の強さ…でなく 一人ではダメだけど集まれば!…でもなく 母の強さを感じました~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月06日 16時40分37秒
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